とりみる

小鳥詩人・高田繭草の野鳥観察ブログ。 京都の山科を中心に、山科周辺や出張先で出会った鳥も登場。

タグ:カイツブリ

池ではカイツブリが
子育て中です。

ヒナの姿はとても
かわいいですね。
kaitsuburi-7030035
たまりません。
kaitsuburi-7030034

そんなことを言っていたら
親鳥も急に
愛嬌を振りまき出しました。
kaitsuburi-7030041
わたしだって
かわいい!
kaitsuburi-7030042

いやいや。
そういう話ではなくて。

親鳥は上空になにか
敵の存在を見つけて
防衛体制に入って
いたのでしょうか?

いずれにしても
親鳥もとても魅力的です!


ヒナの数は
全部で5羽。
みないい顔しています。
kaitsuburi-7030061

しばらくして。
エサの時間となりました。
kaitsuburi-7030067
kaitsuburi-7030068

ヌマエビでしょうか。
外来種だという話も聞きますが。
あまり詳しくは知りません。

またエビを
捕まえてきました。
さっきよりも大きい。
kaitsuburi-7030087
kaitsuburi-7030093
kaitsuburi-7030096
kaitsuburi-7030097

しっかり食べて
大きくなってちょうだい。
kaitsuburi-7030124
kaitsuburi-7030125

6月になりました。
鳥たちのほとんどは
子育てに忙しい時期であります。


このキビタキは
ずいぶんと派手な
エサをくわえています。
ヘビトンボのなかまでしょうか。
kibitaki-6030187
すぐ横に幼鳥がいたとは
気づきませんでした。

エサは奥にいる子に
与えられたようです。
kibitaki-6030197


こちらのスズメも
大きめのエサを
くわえています。
suzume-6020024
上の親の子とは
違うかもしれませんが。

近くに幼鳥が2羽おりました。
兄弟でしょうか。
suzume-6020091c
かわいい甘え顔で
親に近づきますが。
suzume-6020078
全然相手にされません。
suzume-6020080
もう自分でエサを採りんしゃい
ということなんでしょう。

死ぬまで
甘えキャラでいたかったのに。
suzume-6020087


ツバメの幼鳥も
ぼんやり。
tsubame-6020499


こちらはハクセキレイの親鳥。
複数のエサをくわえています。
このあと遠くへ。
hakusekirei-6020207

別の場所で見つけた
ハクセキレイの巣立ち幼鳥。

自分の足で立つのも
しんどい様子。
へなへな。
hakusekirei-6020805


セグロセキレイの
巣立ち幼鳥にも出会いました。

不安そうな顔してましたが。
segurosekirei-6020113
親がエサを
持ってきてくれました。
segurosekirei-6020121
segurosekirei-6020123b
segurosekirei-6020124b


こちらはカルガモの親子。
すぐに数を減らしてしまうので
感情移入はほどほどに。

ゼンマイ仕掛けの玩具が10個。
親につづきます。
karugamo-6020454


カイツブリも
親につづきます。
kaitsuburi-6020892

久しぶりに山科川。

主な目的は
今の時期によく見られる
カワセミのディスプレイを
きちんと観察すること
なんですが。

そう思って探すと
なかなかお目にかかれません。


こちらはカイツブリ。
今年生まれの第1回冬羽。
kaitsuburi-210026

モズ。
いいところに
とまっていますが。
mozu-210008
睨まれてしまいました。
mozu-210020

タヒバリ。
tahibari-210036
なんだか皆
よそよそしい
感じがします。

ここしばらく
地元の鳥をおろそかに
していたためでしょうか。


さて今回の目的
カワセミ登場です。
いつ見ても綺麗ですねえ。
kawasemi-210041
しかし。
振り向いてもくれません。
kawasemi-210050
あら。
脱糞。
kawasemi-210051
kawasemi-210052
やっぱり
地元を大切にしないと
いけませんね。

今日も地元山科の
カイツブリに会いに来ました。

昨日判明した個体識別。
顔の赤と、頭の黒の境界が
【左】明瞭  →A個体。
【右】不明瞭 →B個体。
kaitsuburi-7100055-ab
kaitsuburi-7100132-ab
ということに基づいて
観察してみます。

巣に乗っているA個体。
それを見つめるB個体。
kaitsuburi-7100229

A個体がうなだれるように
顔をつき出して伏せています。
これは交尾を誘っているポーズ。
kaitsuburi-7100240

B個体はそれを
後から眺めています。
kaitsuburi-7100266

A個体は突然振り返り、
「だるまさんがころんだ」
のような行動を始めます。
kaitsuburi-7100269

B個体はびっくりしたような
驚いた顔をしています。
もう毎回のことなので、
お約束の表情かもしれませんが。

こんなことを
左、右、左、右とくり返しながら。
お互いの気持ちを
盛り上げているのかもしれない。
kaitsuburi-7100275

そしてまたA個体は
うなだれたように伏せます。
kaitsuburi-7100282

しばらくして
ようやくB個体が
背中に乗りました。
kaitsuburi-7100283

A個体の細く短い
尾っぽはまだ水平です。
kaitsuburi-7100300

A個体の口が
半開きになってきました。
kaitsuburi-7100363

B個体も高揚してきたようで。
姿勢も高く上がります。
kaitsuburi-7100408

A個体の尾っぽも
最高に上がってます。
交尾成立ですかね?
う~ん。
よくわかりませんが。
kaitsuburi-7100422

2個体は離れます。
B個体はA個体の前に
降りました。
kaitsuburi-7100423

ここからは
見つめ合いの時間です。
kaitsuburi-7100427
kaitsuburi-7100438
kaitsuburi-7100446
kaitsuburi-7100453

お互いの気持ちを
確認し合えたところで。
それぞれの時間に戻ります。
kaitsuburi-7100462

さてさて。
kaitsuburi-7100477
kaitsuburi-7100483
今日も交尾の下側はA個体でした。

実は交尾の上下が
入れ替わることもあるといいます。
「逆マウント行動」とか
「逆マウンティング」とか
言われます。

実際にこの目で見てみたい
と思いまして。

しかし今のところは
A個体が下で
B個体が上でした。

地元山科のカイツブリ。
新たに造巣行動と
交尾前のペア行動がありました。
仲良さげであります。

しかし雌雄同色なので
行動の違いがよくわかりません。

ということで。
今回は個体識別に挑戦
してみようと思います。


まずはペアの2個体が
同じ向きの写真を用意します。
kaitsuburi-7100033
kaitsuburi-7100055
kaitsuburi-7100149
kaitsuburi-7100159
kaitsuburi-7100078
kaitsuburi-7100132

そして
2個体の顔を拡大して
並べてみます。

すると
A個体(左)と
B個体(右)の違いが判明しました!
kaitsuburi-7100033-ab
kaitsuburi-7100055-ab
kaitsuburi-7100149-ab
kaitsuburi-7100159-ab

どうですかね?
わかりますかね?

注目した点は
①頭の黒と、顔の赤の境界が
 はっきりしているかどうか。
②口元の斑の形の違い。

右顔も見てみましょう。
kaitsuburi-7100078-ab
kaitsuburi-7100132-ab

微妙ではありますが
注目点①②を合わせて見ることで
個体識別が可能となりました。


ここでもう一度
先程の写真から
何枚か見直してみましょう。
kaitsuburi-7100033
巣上の個体が
こんな風に首を前につき出し
うなだれているような行動は
交尾を促しているのです。
kaitsuburi-7100159
この日は何度も
交尾を誘う行動が見られたものの、
進展することはありませんでした。

しかし
こうして個体識別してみると、
毎回巣上で誘う側はA個体。
ということがわかったのです。
とりあえず今日に関しては。
kaitsuburi-7100078
おそらくA個体は
メスなんでしょうが。

いやいや。
先入観のない
ニュートラルな気持ちで
観察しなければなりません。


今後も個体識別に注目しながら
観察してみようと思います。 

おんぶ。
いいねえ。
kaitsuburi-3300052
おかあさんの背中に
おとうと。
水面にはおねえちゃん。

もちろん
勝手に想像してるだけ。
kaitsuburi-3300092
意外と
当たっているかもしれない。


おとうさんは
せっせ。せっせと。
kaitsuburi-3300065
働いています。
kaitsuburi-3300096b
ごくごく
ありふれた感じの
ふつうの家族のひととき。
kaitsuburi-3300123

2羽の雛が
生まれていました。
kaitsuburi-4120378
卵もまだ1つ
あるようです。
kaitsuburi-4120381
親はその卵を温めるため
丁寧に丁寧に座ります。
その様子を見るこどもたち。
kaitsuburi-4120401
雛は親の背中へ。
kaitsuburi-4120403
もう1羽も背中へ
もぐりこみます。
kaitsuburi-4120411
安心の世界。
あやしいオジサンに
警戒しつつも。
kaitsuburi-4120368

帰宅途中にため池に寄ってみる。

今年も営巣していた。
すでに完成した巣に座っている。
卵は見えていないが、
たぶん抱卵中ではないかな。
kaitsuburi-3180297
ペアのもう1羽にもごあいさつ。
「こんにちは」
kaitsuburi-3180313
カイツブリは水紋で言葉を交わす。
kaitsuburi-3180314
調べてみたら
どうやら「YES」という意味らしい。

前回8/11には、雛が2羽と卵が4つだった。
今回、巣はすでになく、雛3羽の姿があった。
あと3つの卵がどうなったのかは・・・知る由もなし。

3羽の雛は玩具のように親につきまとっていて、
親鳥なら微笑みの一つでもこぼれそうな場面と思うが、
ここの親鳥は、きびしい目つきが印象的だ。
kaitsuburi-8240153
kaitsuburi-8240207
kaitsuburi-8240225
kaitsuburi-8240228
kaitsuburi-8240236
kaitsuburi-8240243
猛暑にしろ台風にしろ容赦ない。
生きてるだけで大したもんだ。

ヒナが生まれたようですねえ。
2羽ですか。
kaitsuburi-8110380
前回7/29には卵が6個でしたが、
今回は卵が4つで・・・ヒナが2羽。
つじつまが合いますな。
これぐらいの計算ならできる。
kaitsuburi-8110341b
水面は涼しそうに見えますが、実はかなり暑いんでしょう。
親鳥は立ち上がって、翼を小刻みに震わせ、
ヒナに風を送っているようです。
kaitsuburi-8110369
向きを変えてまた風を送ります。
kaitsuburi-8110399
ヒナにご飯。エビ類かな。
ほれっ。
kaitsuburi-8110481
どや? うまいか?
kaitsuburi-8110495
ん? なんや食べないんかい。
(落としてしまったようだ)
kaitsuburi-8110498
ほれほれ。
食べなされ。
kaitsuburi-8110503
ちょっと大き過ぎたようで、
小さくしてあげることにしたようだ。
これなら食べられそう。
子育て大変ですな~。
kaitsuburi-8110557
ではまた。

↑このページのトップヘ