カテゴリ: 航路で撮影した野鳥
伊勢湾で海鳥② カイツブリ類 と アビ類
伊勢湾で海鳥① ウミスズメ
知床にて④ イシイルカ と マッコウクジラ
クルーズ船では
海の哺乳類を主に探します。
下の写真は
イシイルカの水しぶき。
水面にうっすらと
白い背びれが見えているんですが。
わかりにくいですね。
昨日のウトロ側でも
船内アナウンスがあって
撮影しましたが。
姿が全くと言っていいほど
見えません。
ひたすら水しぶきだけを
撮影するわたし。
これがイシイルカの
泳ぎ方の特徴だとか。
はぁ???
水面を水平に切るように
石を投げる遊びがありますが。
イシイルカの名前の由来は
そこから来ているそうです。
なるほどそれなら納得です!
知床ネイチャークルーズでは
スタッフさんによる解説付き。
ふむふむ。
今度はマッコウクジラを探します。
海中マイクを使って
音を頼りに探すようです。
しばらくして。
船内にアナウンス。
「マッコウクジラの潮吹き!」
背景は国後(クナシリ)島。
徐々に近づいて。
水面にのぞくは
噴気孔のある鼻先。
下の写真が鼻の孔(噴気孔)です。
左側にしかないそうです。
左右非対称の世界に
生きているんですね。
左右非対称の構造は
視界の利かない環境では
音の位置関係を
把握しやすいといいます。
何度も何度も。
潮吹きを行って。
再び深く深く
潜りはじめます。
背びれが見えてきました。
次に
尾びれも見えてきました。
思わず拍手があがります。
マッコウクジラは潜ってしまうと
40分~1時間近く
潜りつづけるそうで。
観察のタイミングを合わせるのも
難しいようです。
他社のクルーズ船とも
情報を共有しているとのこと。
すばらしい。
下船後は
船長さんオススメの
時鮭(ときしらず)定食を
昼飯としました。
海の哺乳類を主に探します。
下の写真は
イシイルカの水しぶき。
水面にうっすらと
白い背びれが見えているんですが。
わかりにくいですね。
昨日のウトロ側でも
船内アナウンスがあって
撮影しましたが。
姿が全くと言っていいほど
見えません。
ひたすら水しぶきだけを
撮影するわたし。
これがイシイルカの
泳ぎ方の特徴だとか。
はぁ???
水面を水平に切るように
石を投げる遊びがありますが。
イシイルカの名前の由来は
そこから来ているそうです。
なるほどそれなら納得です!
知床ネイチャークルーズでは
スタッフさんによる解説付き。
ふむふむ。
今度はマッコウクジラを探します。
海中マイクを使って
音を頼りに探すようです。
しばらくして。
船内にアナウンス。
「マッコウクジラの潮吹き!」
背景は国後(クナシリ)島。
徐々に近づいて。
水面にのぞくは
噴気孔のある鼻先。
下の写真が鼻の孔(噴気孔)です。
左側にしかないそうです。
左右非対称の世界に
生きているんですね。
左右非対称の構造は
視界の利かない環境では
音の位置関係を
把握しやすいといいます。
何度も何度も。
潮吹きを行って。
再び深く深く
潜りはじめます。
背びれが見えてきました。
次に
尾びれも見えてきました。
思わず拍手があがります。
マッコウクジラは潜ってしまうと
40分~1時間近く
潜りつづけるそうで。
観察のタイミングを合わせるのも
難しいようです。
他社のクルーズ船とも
情報を共有しているとのこと。
すばらしい。
下船後は
船長さんオススメの
時鮭(ときしらず)定食を
昼飯としました。
知床にて③ 羅臼で海鳥
濃霧がやっと晴れました。
今日は
羅臼側の船に乗って
海鳥さがしです。
知床ネイチャークルーズの
EverGreen 38号。
港の岸壁からは
オジロワシがお見送りです。
いってきます。
うっすらとまだ霧が
残っているものの
知床半島がよく見えてきました。
水面で休んでいた
ウトウが飛び立ちます。
白髪の眉と髭。
お爺さんのような顔つきですが
生殖羽(繁殖羽)のウトウです。
下の写真はケイマフリ。
遠い。
下の写真はカンムリウミスズメ。
非生殖羽の個体。
ピントが合いません。
船が近づいて
水面を走りだしました。
下の写真はハイイロウミツバメ。
今回の旅で撮影したい
と思っていた鳥の1つ。
もうちょっと顔を
見せてほしかったが。
うしろ姿を追うだけで精一杯。
こちらはアカエリヒレアシシギ。
こちらはハシボソミズナギドリ。
下の個体は
くちばしが長く見えるので
ハイイロミズナギドリではないかな。
両種の識別はむずかしいので
保留にしておきます。
つづいて
アカアシミズナギドリ。
お初です。
名前に赤足とありますが。
いわゆる赤色ではありません。
ぜんぜん目立ちません。
くちばしがほんのりと
肌色をしており
やや太めなのが特徴なんですが。
なかなか見せてくれません。
遠いのを無理やり拡大。
フルマカモメ(手前2羽)と一緒に。
フルマカモメ。
ずんぐりむっくりな
シルエット。
水面を走ります。
ほかに
クロアシアホウドリも
いたようです。
海の哺乳類は次の記事に。
全体的にうしろ姿の多い
撮影ではありましたが。
また今後のお楽しみということで。
船は無事に港へ戻りまして。
岸壁には先程の
オジロワシ成鳥のほかに
幼鳥(今年生まれ)もお出迎え。
ただいま。
今日は
羅臼側の船に乗って
海鳥さがしです。
知床ネイチャークルーズの
EverGreen 38号。
港の岸壁からは
オジロワシがお見送りです。
いってきます。
うっすらとまだ霧が
残っているものの
知床半島がよく見えてきました。
水面で休んでいた
ウトウが飛び立ちます。
白髪の眉と髭。
お爺さんのような顔つきですが
生殖羽(繁殖羽)のウトウです。
下の写真はケイマフリ。
遠い。
下の写真はカンムリウミスズメ。
非生殖羽の個体。
ピントが合いません。
船が近づいて
水面を走りだしました。
下の写真はハイイロウミツバメ。
今回の旅で撮影したい
と思っていた鳥の1つ。
もうちょっと顔を
見せてほしかったが。
うしろ姿を追うだけで精一杯。
こちらはアカエリヒレアシシギ。
こちらはハシボソミズナギドリ。
下の個体は
くちばしが長く見えるので
ハイイロミズナギドリではないかな。
両種の識別はむずかしいので
保留にしておきます。
つづいて
アカアシミズナギドリ。
お初です。
名前に赤足とありますが。
いわゆる赤色ではありません。
ぜんぜん目立ちません。
くちばしがほんのりと
肌色をしており
やや太めなのが特徴なんですが。
なかなか見せてくれません。
遠いのを無理やり拡大。
フルマカモメ(手前2羽)と一緒に。
フルマカモメ。
ずんぐりむっくりな
シルエット。
水面を走ります。
ほかに
クロアシアホウドリも
いたようです。
海の哺乳類は次の記事に。
全体的にうしろ姿の多い
撮影ではありましたが。
また今後のお楽しみということで。
船は無事に港へ戻りまして。
岸壁には先程の
オジロワシ成鳥のほかに
幼鳥(今年生まれ)もお出迎え。
ただいま。
知床にて② ウトロで海鳥
知床半島の北側
ウトロに到着。
港近くのゴジラ岩。
オオセグロカモメが
コロニーを作っています。
もこもこした
今年生まれの幼鳥もいました。
別の崖地では
ウミウのコロニー。
親鳥に食べ物をねだる
幼鳥2羽。
これから船にのって
海鳥に会いに行きます。
さて。どの船にしようか。
調べただけでも5社もある。
ゆっくりな大型船1社と
高速で小回りの利くクルーズ船4社。
ウミネコと一緒に考える。
選んだのは大型船。
これから知床半島の先端まで
巡ってきます。
まず目にしたのは
ケイマフリ。
知床半島では
ウトロ周辺の崖地で
繁殖しているらしい。
どおりで
わりと目にする機会が多い。
名前の由来は
アイヌ語の
「kema(足) hure(赤い)」
魅力ある鳥です。
魚を運んでいる姿も
ありました。
わが子に運んでいるのでしょうか。
・・・気がつけば。
船は半島先端で折り返し、
もときたルートを戻ります。
海鳥の出は
いまひとつといったところ。
ウトウが横切っていきました。
しばらくして
ハシボソミズナギドリ。
大群の見られる時期は
もう過ぎてしまっています。
単独や数羽で。
こちらはハイイロミズナギドリ。
ハシボソよりも
くちばしがやや長めです。
アカエリヒレアシシギは
6羽の群れ。
遠いなあ。
船はだいぶ戻ってきて
ふたたび
ケイマフリが迎えてくれました。
個体数が激減している
と聞きますが。
ちょっと心配です。
このあと羅臼側へ戻るが
朝と変わらず濃霧のまま。
ウトロは快晴だったというのに。
どうやら知床半島の北と南では
こういったことは当たり前と知る。
ひとつ賢くなった。
ウトロに到着。
港近くのゴジラ岩。
オオセグロカモメが
コロニーを作っています。
もこもこした
今年生まれの幼鳥もいました。
別の崖地では
ウミウのコロニー。
親鳥に食べ物をねだる
幼鳥2羽。
これから船にのって
海鳥に会いに行きます。
さて。どの船にしようか。
調べただけでも5社もある。
ゆっくりな大型船1社と
高速で小回りの利くクルーズ船4社。
ウミネコと一緒に考える。
選んだのは大型船。
これから知床半島の先端まで
巡ってきます。
まず目にしたのは
ケイマフリ。
知床半島では
ウトロ周辺の崖地で
繁殖しているらしい。
どおりで
わりと目にする機会が多い。
名前の由来は
アイヌ語の
「kema(足) hure(赤い)」
魅力ある鳥です。
魚を運んでいる姿も
ありました。
わが子に運んでいるのでしょうか。
・・・気がつけば。
船は半島先端で折り返し、
もときたルートを戻ります。
海鳥の出は
いまひとつといったところ。
ウトウが横切っていきました。
しばらくして
ハシボソミズナギドリ。
大群の見られる時期は
もう過ぎてしまっています。
単独や数羽で。
こちらはハイイロミズナギドリ。
ハシボソよりも
くちばしがやや長めです。
アカエリヒレアシシギは
6羽の群れ。
遠いなあ。
船はだいぶ戻ってきて
ふたたび
ケイマフリが迎えてくれました。
個体数が激減している
と聞きますが。
ちょっと心配です。
このあと羅臼側へ戻るが
朝と変わらず濃霧のまま。
ウトロは快晴だったというのに。
どうやら知床半島の北と南では
こういったことは当たり前と知る。
ひとつ賢くなった。
ウミスズメ 小群
ウミスズメ と カンムリウミスズメ
大洗-苫小牧航路にて⑤ 名脇役たち
脇役だなんて申し訳ない。
あくまでも
こちらがうまく
撮影できなかったから。
まずはクロアシアホウドリ。
ぼんやりと頬杖つきながら
けだるく眺めていたような
アンニュイな写真になりました。
つづきまして
こちらは不明種。
フルマカモメにしては
翼が細長くて
アカアシミズナギドリかな?
と思ってみたり。
いややっぱりフル・・・。
いやアカ・・・。
なにしろまだ
海鳥初心者なので
保留としておきます。
いつか笑って
話せる日がくるまで。
つづきまして
オオミズナギドリ。
換羽中の個体が多かった。
この時期はこんな感じなのかな。
つづいて
ミツユビカモメ。
下は幼鳥。
背面のM字模様が
特別感を感じさせてくれます。
まるで別種のよう。
こちらは単独ユリカモメ。
1羽だけでなんとなく寂しそう。
こちらはたくさんウミネコ。
船で出会った方が
「海にゃんこ」と
呼ばれていて楽しかった。
こちらも今度使ってみよう。
つづいて
おなじみオオセグロカモメ。
こちらの気のなさを
感じ取ったのか。
目つきが悪い。
(いつもでしたね)
セグロカモメは
目つき悪くありません。
こちらの群れは
カンムリカイツブリ。
遠方を南に移動中。
翼の模様で判明です。
こちらはウトウ。
以前に天売島コロニーで
会いましたね。
今回かろうじて写りましたが。
もう少しいい写真を
撮ってあげたかった。
最後にツグミ。
あらあらこんなところに。
1羽だけで。
どこにも止まり木ないのに。
だいじょぶなのかな。
ちゃっかり
船首に飛び乗ったのかもしれない。
どうぞ無理されずに。
あくまでも
こちらがうまく
撮影できなかったから。
まずはクロアシアホウドリ。
ぼんやりと頬杖つきながら
けだるく眺めていたような
アンニュイな写真になりました。
つづきまして
こちらは不明種。
フルマカモメにしては
翼が細長くて
アカアシミズナギドリかな?
と思ってみたり。
いややっぱりフル・・・。
いやアカ・・・。
なにしろまだ
海鳥初心者なので
保留としておきます。
いつか笑って
話せる日がくるまで。
つづきまして
オオミズナギドリ。
換羽中の個体が多かった。
この時期はこんな感じなのかな。
つづいて
ミツユビカモメ。
下は幼鳥。
背面のM字模様が
特別感を感じさせてくれます。
まるで別種のよう。
こちらは単独ユリカモメ。
1羽だけでなんとなく寂しそう。
こちらはたくさんウミネコ。
船で出会った方が
「海にゃんこ」と
呼ばれていて楽しかった。
こちらも今度使ってみよう。
つづいて
おなじみオオセグロカモメ。
こちらの気のなさを
感じ取ったのか。
目つきが悪い。
(いつもでしたね)
セグロカモメは
目つき悪くありません。
こちらの群れは
カンムリカイツブリ。
遠方を南に移動中。
翼の模様で判明です。
こちらはウトウ。
以前に天売島コロニーで
会いましたね。
今回かろうじて写りましたが。
もう少しいい写真を
撮ってあげたかった。
最後にツグミ。
あらあらこんなところに。
1羽だけで。
どこにも止まり木ないのに。
だいじょぶなのかな。
ちゃっかり
船首に飛び乗ったのかもしれない。
どうぞ無理されずに。
大洗-苫小牧航路にて④ フルマカモメ
ずんぐりむっくりな
シルエットのおかげで、
フルマカモメだと
気づかせてくれる。
カモメと名がついているが
カモメのなかまではなく
分類はミズナギドリのなかま。
ミズナギドリ目の別名は
管鼻目(かんびもく)と言って
くちばしの鼻孔部分に
管がついている。
同じ目(もく)の
アホウドリ科にも付いてたかな?
と思って調べてみたら
左右に小さい管があると知った。
小さ過ぎてわかりにくかった。
下の写真は
コアホウドリの管鼻。
ミズナギドリ科の
フルマカモメはわかりやすい。
くちばしの上の
1つの管がとても目立つ。
上の2枚画像の落鳥は、
いずれも古屋さまに
提供していただいた個体です。
役立っております。
あらためてお礼申し上げます。
さてさて。
管鼻の発達した鳥は
臭覚が優れているそうです。
エサ探しに活用されたり、
つがい相手の認識や
集団繁殖地での
自分の巣を特定する際にも
利用されているという。
鼻の悪いわたしにとっては
うらやましい限り。
目もだいぶ弱ってきたので
臭覚を鍛えよう
という気にさせてくれた。
わけのわからない話と
思われたか・・・。
行ってしまいました。
シルエットのおかげで、
フルマカモメだと
気づかせてくれる。
カモメと名がついているが
カモメのなかまではなく
分類はミズナギドリのなかま。
ミズナギドリ目の別名は
管鼻目(かんびもく)と言って
くちばしの鼻孔部分に
管がついている。
同じ目(もく)の
アホウドリ科にも付いてたかな?
と思って調べてみたら
左右に小さい管があると知った。
小さ過ぎてわかりにくかった。
下の写真は
コアホウドリの管鼻。
ミズナギドリ科の
フルマカモメはわかりやすい。
くちばしの上の
1つの管がとても目立つ。
上の2枚画像の落鳥は、
いずれも古屋さまに
提供していただいた個体です。
役立っております。
あらためてお礼申し上げます。
さてさて。
管鼻の発達した鳥は
臭覚が優れているそうです。
エサ探しに活用されたり、
つがい相手の認識や
集団繁殖地での
自分の巣を特定する際にも
利用されているという。
鼻の悪いわたしにとっては
うらやましい限り。
目もだいぶ弱ってきたので
臭覚を鍛えよう
という気にさせてくれた。
わけのわからない話と
思われたか・・・。
行ってしまいました。