とりみる

小鳥詩人・高田繭草の野鳥観察ブログ。 京都の山科を中心に、山科周辺や出張先で出会った鳥も登場。

カテゴリ:京都・山科で撮影した野鳥 > 山科リュウキュウサンショウクイ

この日はオスの姿だけを確認した。
ryuukyuusansyoukui-5020015
この地で繁殖を見届けたかったが、
この日を境にリュウキュウサンショウクイの姿や声は確認できなくなってしまった・・・。
ジ アンサー イズ ブロウイン イン ザ ウィンド・・・。

ピントが甘いのはご容赦・・・。
こんなに近い距離の2羽は初めて。
2羽が同じ枝にとまって向かい合っている。
繁殖に向けての行動なのか?
左がメスで、右がオス。
ryuukyuusansyoukui-4290032b
左のメスが突然翼を広げて詰め寄る。
ryuukyuusansyoukui-4290034
いい雰囲気になるかと思いきや・・・。
ryuukyuusansyoukui-4290035
ぷいっ、とばかりに飛び立った。
ryuukyuusansyoukui-4290036b
ただ飛び去るにしては、やけに上昇しているが。
これも求愛のアピールなのか?
ryuukyuusansyoukui-4290037
上昇後は翼を閉じて急降下。
ryuukyuusansyoukui-4290038
プールの飛び込みのような、
尾羽の先まで神経の行き届いた美しいフォルム。
人間的な見方をすれば、
「美しい私を見て」と言えないこともないが。
ryuukyuusansyoukui-4290039
そのまま降下。
ryuukyuusansyoukui-4290040
あらら・・・行っちゃった。
ryuukyuusansyoukui-4290042
残されたオス。
飛去した方向をじっと眺めています。
ふられてしまったんかな・・・?

なにかのディスプレイ的な行動だったのかもしれないが、
例えば交尾のお誘いとか?
しかしその後、繁殖行動の進展は見られず。
この先どうなるんだろう。
ようわからん。

ここへ行けば必ず会えるという場所。
今日もいるのはいるのだが、
求愛行動をするでもなく・・・。
造巣行動をするでもなく・・・。
ryuukyuusansyoukui-4140234

冬の間も同じ場所で声を確認していたが、
越冬中の姿の撮影は果たせず仕舞。
いつのまにやらもう4月になってしまった。
やっとそれらしい姿が写ってくれました。
ryuukyuusansyoukui-4030416
高いところを移動していることが多いので、
観察するにも首が痛い。
今のところまだ巣材を運んでいる様子はなさそうだ。
ryuukyuusansyoukui-4030425
今後は山科で繁殖するのかどうか注目したい。

ryuukyuusansyoukuiP5030408
サンショウクイが鳴いている。
ヒリリリ ヒリリリ
若干ながらいつもと違う声。

撮影してみると胸のあたりが灰色。

亜種リュウキュウサンショウクイだ。
亜種サンショウクイではない。

ようこそ京都へ。
現在、南方から分布拡大中ということで、
京都市でも徐々に確認が増えてくるのかもしれない。
この地で繁殖するのかどうか。
要注目。

↑このページのトップヘ