カテゴリ: 京都・巨椋干拓地で撮影した野鳥
オオジシギ 外側尾羽
巨椋にてジシギ類探し。
田んぼのへりに
なにかいます。
なんとなく大きく感じますが。
さて「なにジシギ」なのか。
ジシギ類の識別は
むずかしいので。
確実な識別点である
尾羽(外側尾羽)を見たいところ。
すると。
伸びを始めました。
ここからは
ひたすら連写です。
外側尾羽に注目。
しかし。
手前の草が。
邪魔をします。
見たいところが
ちょうど見えません。
あともう少し。
見えてきました。
拡大。
外側の尾羽5枚が
白黒の模様です。
ここで図鑑の絵を引用してみます。
ジシギ4種の尾羽。
氏原巨雄・氏原道昭 著
「シギ・チドリ類ハンドブック」
文一総合出版より
外側尾羽が白黒模様で
5枚というと。
右上のオオジシギと一致。
もちろん模式図なので
模様や枚数なども
個体差などあると思いますが。
現段階では
オオジシギとなりました。
田んぼのへりに
なにかいます。
なんとなく大きく感じますが。
さて「なにジシギ」なのか。
ジシギ類の識別は
むずかしいので。
確実な識別点である
尾羽(外側尾羽)を見たいところ。
すると。
伸びを始めました。
ここからは
ひたすら連写です。
外側尾羽に注目。
しかし。
手前の草が。
邪魔をします。
見たいところが
ちょうど見えません。
あともう少し。
見えてきました。
拡大。
外側の尾羽5枚が
白黒の模様です。
ここで図鑑の絵を引用してみます。
ジシギ4種の尾羽。
氏原巨雄・氏原道昭 著
「シギ・チドリ類ハンドブック」
文一総合出版より
外側尾羽が白黒模様で
5枚というと。
右上のオオジシギと一致。
もちろん模式図なので
模様や枚数なども
個体差などあると思いますが。
現段階では
オオジシギとなりました。
ケリ 足環してます
足環をつけたケリ。
2個体を発見。
さっそく
巨椋でケリの標識調査をされている
脇坂英弥さんにお知らせ。
個体情報を教えていただいた。
まずはA個体。
左脚に緑と赤のカラーリング。
右脚に金属リング。
この個体は
2007年4月18日に
標識放鳥した個体だそう。
その時で既に
成鳥だったというので
少なくとも13歳以上なんですね。
長生きです。
お若く見えます!
つづいて
こちらのB個体。
左脚に赤2つ。
右脚に緑、水色。
そして金属リング。
今年2020年4月5日に
標識放鳥した個体だそうです。
こちらもその時点で既に
成鳥だったとのこと。
少なくとも1歳以上。
今年はヒナを無事に
育て上げたとのこと。
立派です。
こうやって
1羽1羽の個体として
おつきあいしてみると
また違った見え方が
してくるもので。
とても興味深い。
2個体を発見。
さっそく
巨椋でケリの標識調査をされている
脇坂英弥さんにお知らせ。
個体情報を教えていただいた。
まずはA個体。
左脚に緑と赤のカラーリング。
右脚に金属リング。
この個体は
2007年4月18日に
標識放鳥した個体だそう。
その時で既に
成鳥だったというので
少なくとも13歳以上なんですね。
長生きです。
お若く見えます!
つづいて
こちらのB個体。
左脚に赤2つ。
右脚に緑、水色。
そして金属リング。
今年2020年4月5日に
標識放鳥した個体だそうです。
こちらもその時点で既に
成鳥だったとのこと。
少なくとも1歳以上。
今年はヒナを無事に
育て上げたとのこと。
立派です。
こうやって
1羽1羽の個体として
おつきあいしてみると
また違った見え方が
してくるもので。
とても興味深い。
アオサギ ミミズハンター
トモエガモ 正面顔
タゲリ オス同士の対立ディスプレイ
10+羽ほどの群れの中で、
翼を半開きに垂らし気味の姿勢の個体がいた。
なかなか凛々しいお姿で。
近くに同じような姿勢の個体がいて、
2羽は近づき緊張感が走る。
どちらも成鳥で、冠羽が長いので、共にオスだ。
興奮気味に、ミーーと声を発している。
しばらくして1羽が飛びかかった。
接触はなかった模様。
さらなる攻撃か?
今回も接触はなく地上に降りた。
翼を高く広げて威嚇しあっている。
向き直って、2羽にらみ合い。
一触即発。
「今日のところはこのへんにしといたろか」
「ぷいっ」
群れでエサ探しをしてはいるものの、
狭い範囲の餌場をめぐる争いでもあったのかもしれない。
仲良くケンカしな~。
離れたところには第1回冬羽の今年生まれの個体。
胸の黒帯が薄く翼のウロコ模様も顕著で多い。
成鳥の羽衣と違いを比較。
成鳥は艶やかで色っぽい。
実に華のある存在の鳥だ。
翼を半開きに垂らし気味の姿勢の個体がいた。
なかなか凛々しいお姿で。
近くに同じような姿勢の個体がいて、
2羽は近づき緊張感が走る。
どちらも成鳥で、冠羽が長いので、共にオスだ。
興奮気味に、ミーーと声を発している。
しばらくして1羽が飛びかかった。
接触はなかった模様。
さらなる攻撃か?
今回も接触はなく地上に降りた。
翼を高く広げて威嚇しあっている。
向き直って、2羽にらみ合い。
一触即発。
「今日のところはこのへんにしといたろか」
「ぷいっ」
群れでエサ探しをしてはいるものの、
狭い範囲の餌場をめぐる争いでもあったのかもしれない。
仲良くケンカしな~。
離れたところには第1回冬羽の今年生まれの個体。
胸の黒帯が薄く翼のウロコ模様も顕著で多い。
成鳥の羽衣と違いを比較。
成鳥は艶やかで色っぽい。
実に華のある存在の鳥だ。
ケリ 冬眠中のカエルを採餌
エリマキシギ 越冬中?
ミサゴ 年齢
田んぼの広がる巨椋干拓地でミサゴが飛んでいる。
といっても、大体はその中を流れる川の上空で飛んでいるようだ。
エサになる魚を探して真剣なまなざし。
魚に夢中だったのか、わりと近距離で撮影させてくれた。
せっかくなので、換羽状況から年齢も調べてみようか。
ミサゴは、ほかのタカ類と違って、
生まれた年の秋に換羽を開始するというので、
そんな個体なら興味深いな、と思って見つめなおす。
じー。
今年生まれの幼鳥ならば、
11月の今頃には、換羽しはじめのP1あたりに換羽中の羽根があるはずだ。
・・・しかし残念ながらそこに換羽形跡はなかった。
両翼のP7とS4。
左右対称の場所の羽根に、換羽を示唆する形跡があった。
P7は、左右ともに褐色味で古い羽根(これから換羽する)。
S4は、右翼が新しい羽根に換羽中(伸長中)で、左翼が褐色味の古い羽根。
・・・ここまで調べたはいいものの、
ならば、年齢は一体どうなん???
去年生まれ(若鳥)なのかもしれないし、
そうじゃない(成鳥)かもしれない。
う~ん相変わらず詰めが甘い。
まあしかし、
無理に答えを出さないところもまた大事なのだ。
といっても、大体はその中を流れる川の上空で飛んでいるようだ。
エサになる魚を探して真剣なまなざし。
魚に夢中だったのか、わりと近距離で撮影させてくれた。
せっかくなので、換羽状況から年齢も調べてみようか。
ミサゴは、ほかのタカ類と違って、
生まれた年の秋に換羽を開始するというので、
そんな個体なら興味深いな、と思って見つめなおす。
じー。
今年生まれの幼鳥ならば、
11月の今頃には、換羽しはじめのP1あたりに換羽中の羽根があるはずだ。
・・・しかし残念ながらそこに換羽形跡はなかった。
両翼のP7とS4。
左右対称の場所の羽根に、換羽を示唆する形跡があった。
P7は、左右ともに褐色味で古い羽根(これから換羽する)。
S4は、右翼が新しい羽根に換羽中(伸長中)で、左翼が褐色味の古い羽根。
・・・ここまで調べたはいいものの、
ならば、年齢は一体どうなん???
去年生まれ(若鳥)なのかもしれないし、
そうじゃない(成鳥)かもしれない。
う~ん相変わらず詰めが甘い。
まあしかし、
無理に答えを出さないところもまた大事なのだ。