とりみる

小鳥詩人・高田繭草の野鳥観察ブログ。 京都の山科を中心に、山科周辺や出張先で出会った鳥も登場。

2021年06月

「キョロロロロロ」

アカショウビンの声は
いつ聞いても魅力がある。

「キョロロロロロ」

姿も見たい。
誘惑に負ける。

「キョロロロロロ」

すぐ近くで鳴いている。
のに。林の陰。


「ケロロ ケロロ」

飛びながら鳴く声だ。
上空を赤い影。
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やった!

小さな猛禽類モズ。

バッタやカマキリ
カエルやトカゲのみならず。
時にはツグミサイズの
小鳥までも襲う。


ツバメは
そんなモズに対して
執拗にモビング(擬攻撃)を
行っていた。
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モズのすぐ近くまで
急降下をして威嚇するが。

直接に体当たりしたり
蹴っ飛ばすといったような
ことはしないようです。
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モズも
平静を装っていますが。
どうなんでしょうねえ?
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おっとっと。
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久しぶりの地元。
アオバズクが
いるかどうかだけでも
確認しておこうと思う。

いました。
よかった。

今年もよう来てくれました。
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起きてましたか。
こちらを見ていますね。

こちらに
警戒心を抱いているのが
伝わってきます。

でも去年ほどでは
ないかな。
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いつの日か
気の置けない仲に
なれますよう。

今日はこれで
帰ります。
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ごゆっくりどうぞ。

雨の日は
ふだん忙しくて
先延ばしにしていたことを

考えたり。
考えなかったり。
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すると突然。
急に。

閃(ひらめ)いたり
することがあるのです。

なるほどそっか!
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農耕地の上空高いところに
ハイタカが1羽現れた。
成鳥のオス個体。
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「チュピッ」
「チュピッ」

ツバメが警戒声を上げながら
舞い上がります。
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捕食者のハイタカに対して
急降下や急滑翔で急接近。

すぐさま急上昇をおこない
ハイタカとの距離をとる。

モビング(擬攻撃)
と呼ばれる威嚇行動。
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しばらくして
ハイタカは遠ざかって
いきました。

「チュピッ」
「チュピッ」



河口の岸に設置された
波消しブロックの陰に
キアシシギを発見。
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キアシシギにしてみれば。

「なんでいちいち見るんだろう」
「さっさと行けばいいのに」

と思っているのかもしれない。
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キアシシギの足。
腫れているように見えます。
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わたしに変に思われないよう
普通に振舞おうと
しているのかもしれない。
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キアシシギはつぶやきます。

「めんどくさいタイプの
人間に見つかってしまった」

「やれやれ」
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飛んだところを
撮影するわたし。

ああ。やっぱり。
足にテグス(釣り糸)が
絡まっています。

とりあえずは
動けるようでよかったが。
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できることなら
取ってやりたいけど。
実行に移せば
ありがた迷惑。

一番いいのは
この場を離れます。


帰り道。
再びここを通ります。

波消しブロックに座る
キアシシギを発見。
おそらく先程の個体。
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心配はしません。
セルフサービス。

キアシシギもきっと
なにか楽し気なことを
考えてることでしょう。

車で走行中。
電柱にあやしげなシルエット。
???

もう一度確認するため
戻ります。

大きめのフクロウ類に
感じたけれども。
耳にみえる羽角(うかく)が
あったような。
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まだいました。
よかった。

まあこの辺なら
変わったのがいても
おかしくはないが。

ちょうど近くにいたのは
ハッカチョウ先生。
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話は戻りまして。

しかし。
夕方とはいえ
まだ明るい時間の電柱。

外国産ペットの
篭脱けでしょうか?
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なんと近くの電柱にも
別個体がいました。

それもこちらを
向いているではありませんか。
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なるほど。
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やはり移入種でした。
アマゾンに生息する鳥です。
詳しくはこちら


しょうもないオチで
申し訳ありません。
m(_ _)m

6月になりました。
鳥たちのほとんどは
子育てに忙しい時期であります。


このキビタキは
ずいぶんと派手な
エサをくわえています。
ヘビトンボのなかまでしょうか。
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すぐ横に幼鳥がいたとは
気づきませんでした。

エサは奥にいる子に
与えられたようです。
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こちらのスズメも
大きめのエサを
くわえています。
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上の親の子とは
違うかもしれませんが。

近くに幼鳥が2羽おりました。
兄弟でしょうか。
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かわいい甘え顔で
親に近づきますが。
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全然相手にされません。
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もう自分でエサを採りんしゃい
ということなんでしょう。

死ぬまで
甘えキャラでいたかったのに。
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ツバメの幼鳥も
ぼんやり。
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こちらはハクセキレイの親鳥。
複数のエサをくわえています。
このあと遠くへ。
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別の場所で見つけた
ハクセキレイの巣立ち幼鳥。

自分の足で立つのも
しんどい様子。
へなへな。
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セグロセキレイの
巣立ち幼鳥にも出会いました。

不安そうな顔してましたが。
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親がエサを
持ってきてくれました。
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こちらはカルガモの親子。
すぐに数を減らしてしまうので
感情移入はほどほどに。

ゼンマイ仕掛けの玩具が10個。
親につづきます。
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カイツブリも
親につづきます。
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