とりみる

小鳥詩人・高田繭草の野鳥観察ブログ。 京都の山科を中心に、山科周辺や出張先で出会った鳥も登場。

2021年02月

先週の冷たい暴風で
無理をしたのがいけなかった。
発熱。

熱はすぐに下がって
体調も悪くなかったが。
念のため
このご時世ですし。
今週6日間のお仕事は辞退。


ということで。
ご近所のスズメたちです。
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おいしそうに
食べています。
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口元にいっぱい
ついてますよ。
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ついてたら
あかんのですか?
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人間はこまかいこと
言うてくるなあ。
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失礼しました。
健康なら
それで構いません。
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海はまだ荒れている。

昨日につづいてまた
港に足を運んでみる。


昨日と同じ個体だろう。
アカエリカイツブリ。
今日も1羽
エサ探しを繰り返している。
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港内ではないが
少し離れた所に
オオハムもいた。
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ここです。
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エサ探しで潜っていた個体が
浮いてきたようで。
2羽になりました。
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あら。
3羽いましたか。
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海で生活。
それだけで只々
頭が下がります。

荒れた海を避難して
港に入ってきたのは
アカエリカイツブリ
だけではなかった。

誰だろう?
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うーん。
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顔を背中にうずめたまま
さっきから長いこと
浮いているだけ。

相当にお疲れの様子かな。
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しばらくして
顔を上げた。

ビロードキンクロの
オスの若鳥だ。
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あの人まだ見てる。
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まだ波は高いし。
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寝たふりしとこ。
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海が荒れている。

仕事終わりに
港へ立ち寄ってみよう。
海から避難してくる
海鳥目当てです。


なにかいますね。
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アカエリカイツブリだ。
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なんとなく
あどけない表情。
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ああ。
飛ばないで。
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ああよかった。

荒波のときは
港でゆっくりするといい。
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りりしい顔つきにも
見えてきた。
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うまくエサが
採れますように。
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水路から上がった
オオバンの群れ。

みんな急ぎ足で
どこに行くのだろう。
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そう先を急がんでも
一緒に行こ。
仲良し3羽組。
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行きついた先は
青々とした草。
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葉のほとんどは
ちぎれていて。

もう何度も
通っている草なんだろう。
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わいわい
がやがや。

おいし過ぎる。
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この時間があるから
毎日たのしい。
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川の上空
なにあれ?
ずいぶん大きな鳥
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コウノトリだ。
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ふだん大きく見えるトビも
一緒に並ぶと
ずいぶん小さく見えるねえ。
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コウノトリは
背中になにかしょってます?
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なにか四角いもの。
発信機のようだ。

重くないかい?
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そんなことを
言っていたら。

よろめいたフリ。
さすが関西育ち。

「わざわざ付けていらんけど」
「もう忘れとった」
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人間に協力していただき
ありがとうございます。

脚にはカラーリングも。
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左脚は
上から黄・黒。

右脚も見たいんですが。
うーん。
ちょっとわかりにくい。
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これならどうかな?
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見えてきましたが。
色の判断はむずかしい。
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コウノトリの郷公園が
公開している
足環カタログで調べてみる。


当てはまりそうなのを
ピックアップしてみると。
以下の3個体が候補に。

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これ以上はわかりません。
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またどこかで
会いましょう。

ご安全に。
いってらっしゃい。

高茎の草に覆われた川の底
クイナがいました。
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エサになるものはないか
探しているようです。
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あんなんとこや
こんなんとこ。
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泥の中に
くちばしを差し込んで。
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倒れた草の下には
何かが潜んでいそうで。
念入りにチェックです。
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しかし
なかなかエサに
ありつけません。
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じっと集中力。
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お。やりました。
なにかくわえています。

画面左下には
カワニナが写っていますが
これは食べないんですね。
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エサはなんでしょう。
よくわかりません。
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しばらくして。

こちらの存在が
気になりだしたようで。
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目が合ってしまいました。
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どうぞ
エサ探しに集中してください。

草刈りが行われた
河原の土手。
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そんなところには
ビンズイが群れていた。

わたしの足元近くでも
ぜんぜん逃げない。
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ほれほれ。
何をしとるのかな?
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なるほど。
おいしそうなエサが
探しやすかったんですね。
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そりゃ夢中に
なりますな。

大きめの黄色い実がたくさん。
おかげで遠くからでもわかる。

ああこれはセンダンの木だ。

そんな千の団子を求めて
ヒヨドリが群れる。
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器用に摘み取って。
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丸飲み。
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喉につまらせぬよう。
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センダンの実には
毒があるといいます。
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犬で5-6個。
人の子供で6-8個。

これで
48時間以内に死に至るという。
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この個体は
無理な体勢をして。
毒の少なそうなのを
選んでいるのでしょうか?
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次々食べているので。
問題ないのでしょう。

センダンにとって
ヒヨドリは大事な種子散布者。

お互いの利害関係が
現在も試行錯誤されながら
進行形なのかもしれません。
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少し離れた所では
イカルの群れが賑やかですが。
もっぱらエノキがいいようで
センダンにはやってきません。

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