とりみる

小鳥詩人・高田繭草の野鳥観察ブログ。 京都の山科を中心に、山科周辺や出張先で出会った鳥も登場。

2019年06月

「とりみる」じゃないですが。

近くの草むらが
静かに揺れるので
見ていたら
子熊がひょっこり出てきた。
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こちらを確認するように
顔をちょっとだけ向けるが
見て見ぬふり、と決めたよう。
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静かに歩き出す。
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道路を横切って。
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落ち着いています。
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手前の草花と
真っ黒のクマとの対比が
なんともいい感じ。
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そのまままた草むらの中に
消えていきました。

ここの現場は本当に
クマが多い。

山科のチョウゲンボウは
繁殖失敗であったが、
ここで出会ったチョウゲンボウは
どうかな?
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すぐ近くの建物にある換気扇カバー。
なんだか怪しい。
クンクンクンクン。
匂いますな。
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いましたいました。
少なくとも2羽はいる様子。
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1羽は口をあけて
親の帰りを
まだかまだかと待っている。
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こちらに気づいたのかな。
心配はしなくていいから。
こちらすぐ帰りますんで。

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最後にもう一回
ダメ元で観察に来てみた。

いつもの場所に
オスがとまってますねえ。
はたして幼鳥はいるのでしょうか?
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何かに反応して
突然飛び立った。
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遠くからメスが飛来したようで
オスはメスを追いかける(上がオス)。
メスはエサでも持っているのだろうか?
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メスは足を突き出しているが
画像を拡大しても
何ももっていないと判明。

その後、2羽は
長いこと旋回飛翔で空高く上昇。
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その後、遠方へ飛去。
うーん。
恐らく今年は繁殖失敗であります。

6月にキバシリ。
標高30m。
結構いるものだ。
子連れではなかった。
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前回会いに来たのは1月30日。
巣の観察は1月3日。
6ヶ月前。

今日は久しぶりに
巣の様子を拝見でございます。

↓ 今日(6月13日)の巣の様子
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以前の巣の様子と比べてみよう。

↓ 6か月前(1月3日)の巣の様子
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巣材(外装の羽毛)が増えた。
中央あたりから
向かって左にかけて。
羽毛が均一に整ってきた。

2017年はTVアンテナで営巣。
2018年は歩道脇の常緑樹で営巣。
この木は切られてしまったので。
さて今年は?
どこでやってるんでしょうねえ。

エサ捕りはというと
いつもこの辺り。
相変わらずハンティングがうまい。
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いつもは婚姻色のオイカワを
捕まえていることが多いようですが。
今日は何の魚ですかね?
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「こんな魚やけど」
「うーん。反射してよく見えんのです」
「もうちょい下に」
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「これで見えますかな?」
「体の横に黒っぽいスジがありますね」
「カワムツですかね」

お尻がふくらんでるので
産卵前のメスかな
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卵と思われる粒々も
見えましたね
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お取込み中
いろいろありがとうございました。
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仕事を終え山科に帰ってきた。
陽も長いおかげで空はまだ明るい。
気になっているチョウゲンボウを
見に行ってみる。

到着するなり
メスがマンションの陰に飛来した。

慌てて撮影したので画像は真っ暗。
パソコンでむりやり補正してみる。
ふむふむ。いますねえ。
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同時にオスもどこから来たのか
いつもの離れた場所に飛来した。
場所を交代したのかな???
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メスを改めて撮りなおす。
カメラの設定をしなおして
ちゃんと写ってくれました。

さてさてヒナはいますかな?
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マンションの奥まった陰の中を
ちょこちょこと移動して
ごそごそと何してます?
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ヒナでもいるのか
と期待はふくらむが。

しばらく見てても
ヒナらしき姿は一向に見えず。
うーむ悩ましい。
まさか抱卵?
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世の中
調べてもわからないことって
あるんですよね。

知り得たことだけが
わかったことなのだ。

ロボットのような機械論で
自分を落ち着かせ
ぼちぼち帰宅することに。

この時期
エナガやカラ類の混群を見ていると、
今年生まれの幼鳥を見ることが多い。

エナガの幼鳥です。
「ようこそこんにちは」
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今日もいつもの場所で
オスの監視どまり。
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ヒナがいるなら
エサ捕りにもっと忙しいのでは???

サシバの巣の近くに
サンコウチョウの巣を
見つけることが多いです。
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もしかしたら、
天敵のカラスを
追い払ってくれる存在として
サシバを頼っているのかもしれません。
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ここでは、
サシバの営巣木から
約20mほど離れたホオノキに
巣がありました。

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