とりみる

小鳥詩人・高田繭草の野鳥観察ブログ。 京都の山科を中心に、山科周辺や出張先で出会った鳥も登場。

2018年10月

今年は特に多いのかもしれない。
いたるところにオオムシクイ。
ジジッ、あるいはジリッ、と聞こえる声でよく鳴いている。
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10月18日につづいて、
山科疎水は今日もトビケラ(の一種)大発生。
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そのトビケラを、今日はカルガモが食していた。
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冬鳥のジョウビタキ。
今季もようこそいらっしゃい。

「今季も」とは言ったものの、
羽根のある箇所を見れば、今年生まれの羽衣をもつ個体。
「はじめまして」と言わねばならなかった。
山科でどうぞごゆっくり。
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琵琶湖から京都へ水を運ぶ山科疎水。
水面に浮くはトビケラ(の一種)の亡骸。
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まるで舞い散ったサクラの花びらのよう。
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いったい何匹・・・いや何万、何千万・・・いや何億匹?
天文学的な数のトビケラ(の一種)が流れてゆく。
何が原因でこんなことになるのだろう?
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しかし、これだけの食糧を見逃すわけはない。
水際にはハクセキレイ。
わおー。喰いもんがいっぱいや。
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つかまえた。
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全部を食べ尽くしたいという欲はさらさらないようで、
足元に流れ着いたものを一匹ずつ冷静に食していた。
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枯木でエサになる虫を探しているようです。
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この穴、なんか怪しいなあ。
う~ん。
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どうも近いとこがよう見えん。
乱視も入ってるし。
う~ん。
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ああー、しんど。
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山科にもキバシリいましたか。
このまま越冬してくれるとうれしい。
数年前まで住んでいた洛北の岩倉地域では、季節を問わず目にした。
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樹木の幹をもっぱら活動場所としてエサ探しするキバシリ。
なかなかエサにありつけていないようにも見えたが、
どうですか、虫はいますかね?
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きっとこちらの心配は無用でありましょう。
いるか、いないかを問うてる暇はなさそうです。
ひたすら木の幹を走り回っております。
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保護色は自分のやりたいことに集中できていいのだろう。
あまりキョロキョロしていないように見えます。
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いつもの休耕田はすっかり乾いてしまい、
シギ類はいなくなってしまった。
違うところにエリマキシギ幼鳥の姿。
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水路や、水の張った縁にはタシギがいた。
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田んぼの縁にはジシギ類の不明種。
種類を断定できるほどの決定的証拠は得られず。
チュウジシギ幼鳥かな~(希望的観測)。
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おー久しぶり。
子育てを終えた7月以降、姿を見かけなくなっていたが、
(わたしがマメに来てなかったこともあるのだが)
久しぶりにここで姿を確認した。
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ここというのは集団営巣地のある橋。
(具体的な場所は示しません・・・すみません)
数日前の朝に姿を確認して、今日あらためてカメラ持参して再訪。
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朝7:00過ぎ、
20-30羽がこの橋付近を低空で飛び回っていたが、
いつのまにやら高空へ上昇。
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それから広い範囲をうろうろと飛び回っていたが、
7:30頃には、遠くどこか出かけてしまったようで、
姿が見えなくなってしまった。
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今後は、夜ここで眠りに就き(ねぐら)、
そしてさらに今季もここで越冬するのではないだろうか。

山科でノビタキいないかな。
探して歩いてみる。
いたいた。住宅地に囲まれた狭い農耕地。
背景の白は建物の壁・・・山科らしくていいかもしれない。
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顔の黒っぽい個体もいた。
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この方たちは、夏どこで過ごしていた個体なのだろう?
北海道の石狩で夏を過ごした個体は、
本州を経由せずに、大陸経由で越冬地へ向かうという。
参照(4ページに地図あり)
では、ここ山科(本州)を経由する個体は、
どこから来てどこへ向かうのでしょう?
まだまだ分からないことは多いですね。

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