とりみる

小鳥詩人・高田繭草の野鳥観察ブログ。 京都の山科を中心に、山科周辺や出張先で出会った鳥も登場。

2018年07月

ビニール素材も巣材に加わって、
新たな巣で抱卵中。
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6個の卵を確認。
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離れたところには、
前回に巣立った幼鳥の姿があった。
ずいぶん大きくなった。
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しかし、すぐさま親に追い出されていた。
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「その後の様子を見にきました」
巣の近くにとまっていた親鳥にご挨拶。
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「お子さん生まれたようで」
「お子さん、こんにちは」
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知らんぷり。
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少なくとも3羽を確認。
もうちょっといたかもしれない。
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「では帰ります。毎日暑いですがお気をつけて」
「はいはい、お節介なおじさん、さいならー」
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田んぼ脇の柵にとまるセッカ。
連日の猛暑の中でも、さえずりながら元気に飛び回る。
複数の巣をもつ「デキル」オスなのかもしれない。
見知らぬよそ者が来たので、様子を見に来たのかな。
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「オスの口の中は黒く、メスは肉色」ということで、口元を拝見。
口内は見えずとも、口元の合わさるラインがオスは黒い。
たしかにこの方はそうなっている。
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猛暑の中、日陰のない田んぼで大変と思いますが、
写った画像は、涼しげでした。
やっぱり「デキル」オスは違いますな。
こちらはもうぐったり。

5月25日6月15日6月25日と続いて、
同じ巣で育ったノスリ幼鳥。
なにかを食べていたのだろう。
くちばしに獣毛か羽毛のようなものが付着している。
自分で捕った獲物かな?
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ずいぶんと鋭いまなざしをしてはいるものの、
時折「ピーーーーーイ」と大きな声で鳴いているので、
まだまだ親鳥にエサをもらっているのかもしれない。
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7月2日に続いて、
ササゴイの巣の様子を見に行く。
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いたいた。巣の上で成鳥が座っている。
卵は見えないが、
おそらく、抱卵中でしょう。
きっと。たぶん。

7月5日~6日に降った豪雨の影響と思われる。
山科区の住宅では床上浸水の被害も出たが、
カイツブリにも被害があった。
巣がまたしても崩壊してしまった。
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下の写真は7月3日の様子。
この時は卵が2個あった。
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しかし、すぐに新たな巣を作ったようだ。
巣が壊れての繁殖失敗は今年2回目。
(1回目の失敗は4月17日の記事
その後やりなおして繁殖を成功し、
今回もまた、めげずに何度でもやり直している。
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下の写真では、
巣の上でメスが交尾を誘う行動。
(顔を前にうなだれるような姿勢)
しかし、わたしが見ていたことで恥じらったのか(?)、
交尾までは至らずであった・・・残念。
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そうそう、
幼鳥たちも離れたところにおりました。
3羽の内2羽を確認。
池の全貌を見渡せないので、もう1羽どこかにいるのかもしれない。

岩の近くで飛んでいる。
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岩の割れ目や隙間で営巣するというが。
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こういう所という意味ではない。
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群れで飛んだりしているが、
何を目的に飛んでいるのかも、
よくわからない。
エサ運びをしている様子もなく、
巣材を運んでいる様子もなく。
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なにか写らないかな。
と期待するが。
特になにも写らない。
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こちらの2羽はペアなんかな。
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羽衣に違いがあるようにも感じるが、
光加減の差なのかもしれない。
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このまま、
悩ましいまま、
何も起こらず、
終わりを迎えるのでありました・・・。

「結果を出す」ことが重視される風潮の中で、
こういった空気感も悪くない。
そういえば多感な頃に観た映画はだいたい、
こんな空気感だった。

以前6月10日には、子育てしていたが、
今日は、
新たな巣と、近くに、つがいの姿があった。
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巣の中には、卵がある。
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1つ、2つ。
2つの卵を確認。
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「はいはいはい」
「もう時間です」
「これ以上はお見せできませーん」
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はい、わかりました。
ではまた。

今日もぷっくりと、
喉をふくらませて、
きっと喉の中は、
虫でいっぱいのはず。
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今日は、
巣に出入りするとこを、
確認できなかった。
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以前と巣の様子を比べてみよう。
↓ 6月7日の巣
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フンの跡が増えている。
巣の中のヒナがしたフンなんかな?
↓ 7月3日の巣(赤い〇=増えたフン跡)
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この巣で、
ヒナの姿を確認するのは、
むずかしそうだ・・・。

去年は民家のテレビアンテナで繁殖したササゴイ。
2017年7月17日の記事
今年も同じとこでやってるかな?
・・・と思って探すがいない。残念。
今年は街路樹でやっているのを発見。
(後日訂正)
街路樹ではなく、勘違い。
歩道に隣接した敷地から生えた木(アラカシ)でした。
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今後また見に来ます。
どうぞよろしく。

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