とりみる

小鳥詩人・高田繭草の野鳥観察ブログ。 京都の山科を中心に、山科周辺や出張先で出会った鳥も登場。

2017年06月

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ヤマガラの巣立ち幼鳥。
人懐っこいところがあるようで、
こちらに興味を示して近寄ってくる。

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センダイムシクイの巣立ち幼鳥。
この個体はまだ親と一緒に行動していて、
何度か給餌を受けていた。

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この日もキビタキの巣立ち幼鳥にたくさん出会った。
この地で今頃に出会う幼鳥のほとんどが、
尾羽のまだ短い個体ばかりだ。
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・・・と思っていたら、
尾羽の伸びた幼鳥の姿もあった。

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橋の下で営巣中のイワツバメ。
いくつかの巣から顔を出していたのは、
思ったよりも小さい雛の姿だった。

以前にここへ来たのは4月10日。
もう2ヶ月も前。
そのときは巣材運びをしていた。
繁殖ステージを逆算すれば、
おそらくこの子らは今年2回目の繁殖か。

そんなことを考えていたら
ヒメアマツバメが2羽現れて、
橋の下を何度かいったりきたり。

いずれイワツバメの巣を利用して、
営巣しようとしているのかもしれない。
こちらも要注目。
飛ぶのが早過ぎて写真は撮れず。

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この日もヤブサメの巣立ち幼鳥に出会った。
頭には巣立ったばかりを示すかのような幼綿羽がついたまま。

もう撮影は終わりましたので、
どうぞ気兼ねなく行ってください。
またどこかで会いましょう。

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オオルリのオスが2羽で接近。
数mの距離を保ちながらも、
敵対しているのがわかる。
たまに水平姿勢になったりするが威嚇姿勢なのかもしれない。

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コサメビタキの親子(上が幼鳥・下が親)。
巣立ち幼鳥はまだあどけなさを持ちつつも、
だいぶ独立心が旺盛のようで、
親からの給餌はほとんど受けず、
自分で飛んでいる虫をフライングキャッチしている。

とはいえ、親はまだ心配の様子で、
少し距離を置いたところから離れず、
一緒に餌採りをしている。

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杉植林の地上。
倒木の上で餌をくわえた親鳥を確認。
わたしの存在を疎ましく思っているに違いない。
申し訳ない。

餌を運んだ先には巣立ち幼鳥の姿。
実に元気そうでたくましく。
幼鳥は複数いるようだが全ては把握できない。

幼鳥はホオジロの地鳴きに似た「チチチ」という声を発している。
声のする場所は少しずつ遠ざかる。

わたしは早々にこの場を離れる。

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5月31日に餌運びのあった巣は既に巣立った後であった。
近くではたくさんのセンダイムシクイの姿があったので、
きっと巣立ち幼鳥を含めた家族群と思われたが、
撮影できた個体が成鳥なのか幼鳥なのかはよくわからず仕舞。

また「ツー」とか「ツイ」と聞こえる声で鳴いていることが多く、
いわゆる地鳴きの「ヒエ」「ヒユ」という柔らかい声はたまにしか聞かれなかった。
巣立ち幼鳥の声なのかもしれない。

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(Bエリアのオス)

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(Cエリアのオス)

近所のフィールドにて3ヶ所の生息を確認。
3ヶ所いずれのオスも、尾羽の短い個体であった。
うまく繁殖成功してほしい。

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