とりみる

小鳥詩人・高田繭草の野鳥観察ブログ。 京都の山科を中心に、山科周辺や出張先で出会った鳥も登場。

タグ:長崎県

さて今日はどうでしょうねえ。
もうちょっと数を見たいところだが。
あまり期待せずに期待しよう。

「精一杯やるだけやって、
あとは結果を待つだけですから」
関取のコメントのような心持ちです。


しばらくして。
お?
来た?
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来たねえ。
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来た来た。
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回った。
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ようこそいらっしゃい。
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今日は回ってくれました。
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成鳥オスがいて、
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成鳥メスもいて、
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幼鳥もいて。
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おっと。
ツミ。
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このアカハラダカ御一行の最後尾に
ツミが1羽混じっておりました。
こんなこともあるんですねえ。
(帰宅後に写真見て知りましたが)

その後チゴハヤブサもちらほら。
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さてさて。午前中にて
ぼちぼち帰りの支度です。

今回確認したアカハラダカの
群れ(一回の)最大数は40羽ほど。
今日はこの御一行が一番感動でした。

もちろんね。
出るときはもっともっと
すごい数が一度に出るんでしょうがね。
今回はこれでじゅうぶんです。
大満足です。

松下さんはじめ、
現地で知り合った方々、
ありがとうございました。

アカハラダカ今日は出るかな。
おとといは7,000近く
飛んだらしいねえ。

もうピークは越えてしまったか。
それでも全く出ないことはなかろう。
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強風の中、ちらほら出始めた。
虹彩が暗色なので成鳥オスだ。
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黄色の虹彩は成鳥のメス。

しかしねえ
あっという間に
通り過ぎてゆくねえ。
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ぜんぜん旋回してくれない。
もっとゆっくり見たい。

胸の斑が目立つのは幼鳥。
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そんな中
たまにミサゴや、
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たまにノスリや、
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まれにサシバ
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それからチョウゲンボウ
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チゴハヤブサなど。
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午後遅くになって、
昨日と同じように
ハチクマが低く出始める。
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エサ(ハチの巣盤)を
つかんで飛ぶ個体も。
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今日は一日中、風が強く、
世間の風当たりに似て
なかなか体に応える日であった。
明日はどうなるかな。

今日は幼鳥が飛んだ。
それもとびきりの美人だ。
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幼鳥はくちばしの根元
蝋膜(ろうまく)が黄色い。

それになんといっても
羽根がフレッシュ。
羽根の長さが全体に揃っていて
羽縁(先端)が白い。
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茶色っぽい別個体の幼鳥も。
模様の帯がきれいに揃っていて
ういういしい。
目の付近の隈取も魅力的。
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東よか干潟を11:00に出て車移動。
烏帽子岳には13:00到着。

かなり風が強い。
でもでも
ハチクマが低いとこ
飛んでくれたのでありがたい。

普段なかなか撮れない
横向きのハチクマ。
いろんな模様の個体がおります。
まずは成鳥オスから。
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東から西に流れていきます。

つづいて成鳥のメス。
虹彩の色が明るく、
オスとはまた違った顔つき。
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上の個体に似てますが。
細かくチェックすると別個体。
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さまざまな模様の個体が
いるかと思えば、
血縁関係かと思えるほど
似ている個体もいたりする。

下の3個体もよく似ているが
それぞれにちょっと違う。
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不思議と
幼鳥に出会うことはなかった。
(・・・と思う)

今日は成鳥のハチクマ
1羽1羽と目が合った観察日であった。
両想いかも♡

・・・・・・
話は変わって、
ここは観察場所のすぐ横に駐車場もあり
数分歩くとトイレもある。
車中泊する人もいた。
全国から観察者が訪れるのも納得。

再びデッキに出て双眼鏡を覗く。
どこからともなく
アジサシ類の群れが。
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船の進行方向とは逆に
北方向へ飛んでゆく。
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〇〇アジサシなのか気になっていたが、
尾羽の燕尾が写ってくれたので
種名はアジサシと判明。
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青空に白く見えていたアジサシ。
今は青空より黒く見える
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さて。
吹きさらしはきつい。
ぼちぼち安住の2等室へ。

気がつけばもう帰りの船。
海にはオオミズナギドリの群れ群れ群れ。
見送り感謝。
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よう見れば
はるか遠くまで。
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吹きさらしの世界。
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デッキにも風が
吹きつける。
寒い。
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こちらは安住の2等室へ。

今日はハチクマがたくさん渡っている。
プライベートの鳥見なので、
まったくもって、きちんと数えてません。
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個体によって模様は様々ですが。
尾羽の帯が太くはっきりしていて、
翼縁の帯も明瞭なのは、成鳥オス。
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成鳥メスの尾羽の帯は細め。
翼縁の帯も不明瞭です。
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若鳥(去年生まれ)はいないでしょうか?
「生後翌年は日本へは渡ってこない」
ということですが本当でしょうか?

せっかくなのでチェックしてみよう。
幼鳥の特徴といわれる
翼先が黒っぽい個体を並べてみる。
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1枚目と3枚目の個体は
次列風切がうっすら濃く見える所など、
ちょっと怪しげですが、
やはり「明らかに去年生まれ」とは言えませぬ。

去年生まれがどういった羽衣なのか。
ハチクマの換羽はどういった様式なのか。
このへんをきちんと調べないかんですね。
宿題は増えるばかり。

昨日も今日もパラパラと
たまに通り過ぎてゆく。
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丁寧に観察すれば、
それはほとんどみな若鳥。
若鳥(去年生まれ)の下面は縦斑で
成鳥は横斑なので、それとわかる。
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若鳥の渡りは
成鳥よりも遅い傾向。
今頃渡ってくるサシバを撮影すれば
そのほとんどの個体は
縦斑の胸に写し出される。
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対馬で撮影したかった鳥の1つ。
アオジの亜種シベリアアオジ。
頭部から胸までグレーなところが
亜種アオジと違うところ。

手前の草がちょっと邪魔なんですよね。
「あの。ちょっとすいません」
「左向いてもらえると嬉しいんですが」
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「ん?」
「あ。いい感じです。恐縮です」
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「キマユ」シリーズ第3弾。
おおっ。これは!?
調べてる暇なんかありません。
ひたすら撮影です。
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なんだか
すごい珍鳥を見つけてしまったかも。
こんなワクワク感は久しぶりです。
はるばる対馬までやってきた甲斐が
あるっていうものです。
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茂みに移動してきた彼ら。
撮影させていただきます。
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通りがかった鳥好きな人(対馬常連風)に、
写真を見てもらいました。
「おおっ。これは!?」
と一緒に驚いてほしかったのですが、
(嘘でもいいから)
あっさりと「キマユホオジロですね」と
片付けられてしまいました。
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たしかに。
キマユホオジロの部分白化個体ですね。
はいはい了解です。
(「はい」は1回で)

しかし
さっきのワクワク感。
あれ。よかったねえ。

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