とりみる

小鳥詩人・高田繭草の野鳥観察ブログ。 京都の山科を中心に、山科周辺や出張先で出会った鳥も登場。

タグ:ホシガラス

前回(8/11)
出会いが今一つだったホシガラス。
今日はちゃんと会えるかな。
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「ガァァァ」「ガァァァ」
しわがれた声とともに
忙しそうに飛んでいます。
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こちらでは
ハイマツの松ぼっくりを
くわえて飛んでますねえ。

ピントが合わないが
気にしない気にしない。
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こちらでも。
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こっちにも。
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地上に移動して。
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松ぼっくりの中の
種子をつまみだした。
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ひょい。
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もひとつ。
ひょい。
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ハイマツの樹上でも。
ひょい。
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まだまだ。
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ひょーい。
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喉元はどんどんと
ふくらんでいきます。
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そうなんです。
喉元の嗉嚢(そのう)にためこんで
ほかの場所に運んでいるのです。
貯食行動。
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厳しい冬のための貯食
というだけでなく、
早春まだ雪深い頃からはじまる
子育て用の餌としても
利用されているらしい。

そのため
営巣木に適した高木のある
亜高山帯まで運ばれるらしい。
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恐れ入りました。
こちらはまたバスに乗って
下界へ帰ります。

現場ついでに乗鞍岳。
京都をはじめ、岐阜県の下界でも
気温35℃以上という日に、
こちらは爽やか15℃前後。

下の写真は、畳平バスターミナル周辺。
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最初ごあいさつしたのはイワツバメ。
バスターミナル横にある
宿の軒下で子育て中。
ここは涼しくていいですなあ。
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巣立ちの近そうなヒナたちも、
あちこちの巣から顔を出してくれた。
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コマクサの咲き乱れる
魔王岳への登山口にはイワヒバリ。
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コマクサにはなんと
毒があるらしいですぞ。
んぐっ!
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もしや薬がわりに???

あと、今気づきましたが、
上下くちばしの境目そこでしたか。
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どうでしょうねえ。
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こちらはカヤクグリ。
日本の固有種です。
「チリリリ」と可愛げな声。
イワヒバリと色合いが似ています。
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何かの幼虫を食したり、
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水浴びしたり、
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あちらこちらで、
わりとよく目にします。
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こちらは今年生まれの幼鳥。
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大黒岳の東(長野県側)にはライチョウの姿。
物思いに耽っているようなので、
そっとしておいてあげましょうか。
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と思ったのですが。
ちょっとお顔を。
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足環もしていますねえ。
(右)白+黄
(左)黒+黒
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個体情報が知れるのかと思ったけれど、
コウノトリのように
ネットでの公開ページは見つかりませんでした。

近くにヒナの姿はなかったので、
途中で繁殖失敗した個体なのかもしれません。
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ホシガラスは遠くで飛翔する姿。
ハイマツ林でうろうろしていますが、
今日はなかなか近くで会えません。
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上空には時折ハイタカ。
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アマツバメも。
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ハイマツの茂みからは、
メボソムシクイやルリビタキの
さえずりが聞こえてきますが。
こちらは撮影果たせず。

鳥さがしは一旦休止して。
乗鞍岳(剣ケ峰)頂上3,026mに登ってみる。
初心者向きということなので。
だ、だ、大丈夫でしょう。
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だいぶ近づいてきました。
ふ~。
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や、やりました。
ひさしぶりの達成感です。
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その後、再び畳平バスターミナル付近へ。
お花畑と呼ばれている木道の辺りで、
先程とは別個体のライチョウを確認。
こちらは岐阜県側のエリア。

足環はしているのか、していないのか、
草に隠れて確認できない。
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よく見ると、
親からちょっと離れた
草陰にヒナの姿。
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チングルマの綿毛にまぎれて。
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どうやらヒナは2羽いるようだ。
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なかなか思うように
撮影できなかったが、
親子の姿を確認できてよかった。
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こちらは16:20発のバスに乗って
下界へ帰ります。

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