とりみる

小鳥詩人・高田繭草の野鳥観察ブログ。 京都の山科を中心に、山科周辺や出張先で出会った鳥も登場。

タグ:シロエリオオハム

この日一番目についた鳥は
カンムリカイツブリ。
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ようけおりますな。
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生殖羽に換羽した個体も。
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ハジロカイツブリも
くっついて(左2羽)。
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沖合では飛ぶ姿。
翼模様のおかげで
遠くても識別できます。
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釣り船の手前で
飛んでるのも?
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いやいや。
翼に模様はないので
こちらはアビ類。
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おなかの白が
腰にまで見えるので
オオハムと判断です(個人的に)。
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こちらは
シロエリオオハム。
shiroerioohamu-06497
識別点とされる
「あごひも」
も見えました。
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繁殖地に向けて
少しずつ北上してるのかな
とも思ったりしますが。

まだ早いですかね。

海沿いの国道。
下灘(しもなだ)という辺りで
6羽の海鳥に遭遇。

シロエリオオハム5羽と
オオハム1羽。


ふだんあまり会えないので
1羽ずつじっくり見てみることに。
まずはシロエリオオハムA個体。

背中に白斑があるので
冬羽(非生殖羽)から
夏羽(生殖羽)に移行中。
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B個体。
こちらも背中に白斑あり。
同じく換羽の途中。
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C個体。

背中の白斑が
ほとんどないので、
まだ冬羽(非生殖羽)かと
思ったんですが。

くちばしが黒いことから、
衣替えは始まっているようです。
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D個体。
C個体と同じような状態。

あごひも状の黒いラインが
明瞭な個体です。
(別種オオハムにはない特徴)
shiroerioohamu-3260152

E個体。
こちらはかなり
夏羽へと換羽が進んでいます。
顔も黒っぽい。
shiroerioohamu-3260196
ちなみに繁殖地は
シベリアやアラスカ、
カナダだといいます。
shiroerioohamu-3260167

つづいてこちら。
別種のオオハム。

ほぼ冬羽ですが
くちばしは黒いので
この個体も
衣替えは始まっています。

しかし
シロエリオオハムと
よく似ていますが。

せっかくなので
どこが違うのか
あらためて再確認。
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頭のてっぺんが平らで。
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くちばしが太めで長く
やや下方に湾曲して見える。
ふむふむ。

あごひも状の
黒いラインはない。
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脇腹の後方が白く目立つのは
遠方からの観察の際に
とてもありがたい識別点です。
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ふたたび車を走らせて。
今度は上灘(かみなだ)
という辺りで。
4羽のシロエリオオハムに遭遇。


今回もせっかくなので
1羽ずつ見てみます。

F個体。
夏羽(生殖羽)に移行中。
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G個体。
背中の白斑もなく、
くちばしも真黒ではなく。

今まで見てきた中では
もっとも冬羽(非生殖羽)
の状態といえそうです(?)。

しかし頭から首にかけて
まだらになっていますが。
shiroerioohamu-3260315
調べてみたら、
この状態もやはり
夏羽への換羽途中でした。


H個体。
この個体もまだらで、
背中に白斑がありませんが、
くちばしははっきりと黒い。
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最後に I個体。
ふむふむ。
なるほど。
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それぞれ少しずつ
見た目が違いながらも、
すべての個体ともに
生殖羽に移行中でありました。

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