とりみる

小鳥詩人・高田繭草の野鳥観察ブログ。 京都の山科を中心に、山科周辺や出張先で出会った鳥も登場。

タグ:オオルリ

こちらの存在を
気にしているようで。
気にしなくていいのに。

あっち向いたり
こっち向いたり。
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更に近づいてきて。
首をかしげてみたり。
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そうです。
背中側も見たかったのです。
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翼と尾羽が青いので
幼羽でもオスとわかります。
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この日はあちこちで
オオルリのオス幼羽と出会った。

今年も
棘に小鳥が集まります。

棘に?
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さっそくキビタキ登場。

黄色味がけっこう強い個体。
幼鳥(第1回冬羽)のオスなのかな?
よくわからないが。
とりあえずそれは置いといて。
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オオルリのオス幼鳥(第1回冬羽)も
棘にやってきた。

棘に?
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ソウシチョウも。
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シジュウカラも。
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ん?
シジュウカラは
かわいい葉痕(葉の落ちた跡)を
見に来たのかもしれません。
いやいや。
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皆のお目当ては
なんでしょう。
緑色の果実でしょうか?

コゲラもやってきました。
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メジロを見ていたら
わかりました。
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熟して割れた果皮の中にある
黒い種を食べていたんですね。
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この時期
ムギマキという鳥も
カラスザンショウによく来るので
期待していたんですがね。
今日は会えずでした。

尾羽をピンと上げて
大きな声で鳴いている。

「ピープーパープー」

切羽詰まった感。
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あまりに騒ぐので
メジロも「何事か?」と寄ってきた。
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「ピープーパープー」

さえずりとは違う声。
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メスも近くで鳴いていた。
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ぜんぜん逃げないので
いい気になって撮影させてもらったが。
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これは私が原因なのかもしれない。
ヘビがいてこんな声を出すこともあるが。
おそらくこの近くにヒナのいる巣がある。
きっとそういうことに違いない。
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こんな派手に振舞っていたら、
人はかえって興味をいだいて
この場を離れなくなるだろうに。
わたしがそうであるように。
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きっとこの声は
外敵への威嚇声ではなく、
ヒナへの警戒声なんではないかな。
(知らんけど)
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しかし
尾羽を上げる理由は?
ディスプレイなのか?
うーむ。

本当の原因は究明できないまま
感情移入系のわたしは
この場を静かに去るのであった。

春は出会いと別れの季節。
冬鳥は北の繁殖地へと旅立ち、
夏鳥は、繁殖のために、
南から日本へやってきます。
4月は冬鳥と夏鳥が同時に見られます。


冬鳥のシロハラ。
これから朝鮮、中国、ロシアなどへ旅立ちます。
「まだしばらくいますがね」4/15撮影
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同じく冬鳥のタヒバリ。
これからロシアへ旅立ちます。
「さよーならー」4/15撮影
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ビンズイは、ロシア、中国、朝鮮のほか、
日本でも、中部地方以北、
四国や九州の高標高地でも、
繁殖が確認されています。
和歌山県では繁殖しないので冬鳥(お別れ)ですね。
「じきにお別れです」4/15撮影
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こちらは夏鳥のオオルリ。
東南アジアや中国南部からやってきました。
このまま和歌山県で繁殖するか、
朝鮮、中国、ロシアまで北上するものもいます。
この個体は、どうやらここが気にいったようです。
「出会いです!」4/17撮影
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日本では夏鳥のコムクドリ。
和歌山県では繁殖しないので通過鳥(旅鳥)です。
ボルネオやフィリピンからやってきました。
「通過しまーす」
これから中部地方以北から、北海道やサハリンなどへ。
(中国地方の高標高地でも繁殖例あり)
「一瞬の出会い・・ゆきずり・・そして別れ」4/18撮影
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出会いだの別れだの・・・。

ちょっと遠めにオオルリのさえずりが聞こえる。
しばらくして、わたしの青色のバッグに反応したのか真上にやってきた。
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今季初認。
おかえりんさい。

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オオルリのオスが2羽で接近。
数mの距離を保ちながらも、
敵対しているのがわかる。
たまに水平姿勢になったりするが威嚇姿勢なのかもしれない。

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