とりみる

小鳥詩人・高田繭草の野鳥観察ブログ。 京都の山科を中心に、山科周辺や出張先で出会った鳥も登場。

カテゴリ: 広島県で撮影した野鳥

スズメがいない世の中なんて。
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交尾があるなら。
今後もスズメはいてくれる。
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そんなことも
おせっかいの極みでしか
ありませんが。
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鳥類調査のお仕事で
広島まで来たんですが。
鳥が少ない。
確認種数がぜんぜん増えません。
どうしたことか。

宿に戻ってから
近くの川を散歩してみたら。
ごく普通に鳥がいるでは
ありませんか。

たくさんいる鳥を狙って
ハイタカもハンティングに
やってくる。
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調査場所で鳥が少ないと
盛り上がりに欠けますがね。

まあしかし
ありのままを受け入れるしか
仕方がありません。

エナガと言えば、
くちばしがえらい小さい、というイメージ。
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あの小さいくちばしで、
虫やら木の実やら、採りにくくないのか。
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ちょっと心配になる(おせっかい)。
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しかし。
結構大きく開くではないか。
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横から見たら、
くちばしも、そこそこ長い。
ちょっと安心した。
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そうは言っても、
やはりほかの小鳥類よりも小さい。

きっと、長く突き出たくちばしよりも、
短くて小さいくちばしの方が、
なにか、いい理由があるのでしょう。
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実は、長いと邪魔なのかもしれない。
うーん。
虫の小さい卵を食べるのには適している、
という話も聞いたこともありますが。

実際はどうなんでしょう。
今後の宿題です。
→こちらのエナガ記事も合わせてどうぞ。

セイタカアワダチソウの枯野にミヤマホオジロの小群。
この個体はメス個体。
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よく見ると、嘴(くちばし)が変。
「変」とは失礼・・・。
「素敵な」くちばしを持った個体。

先端が交叉していて、
まるでイスカのくちばしのよう。
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近くにいたオス個体はどうでしょう?
こちらは普通のくちばし。
「普通」とは失礼・・・。
いやいや「普通」でじゅうぶん素敵です。
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野鳥のくちばしも時に伸び過ぎてしまうことがあるようだ。
先の個体の伸び具合ならまだ、食事に困るほどではないだろう。
むしろ植物の種子などを、採りやすいのかもしれない。
もしかしたら進化の過程かも???
今後もくちばしに注目してみよう。
関連ページ(くちばし)もどうぞ。

今回は鳥類全般の業務で来ているので、
ここで撮影した写真をプライベートでは使いにくい。
そこで今回は寄生虫の写真として取り上げてみる。

赤丸で示したところにいるのが、その名もイワツバメシラミバエ。
イワツバメに付くシラミバエという、これぞ説明的なお名前。
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宿主の血を吸って生きる寄生虫・・・怖。
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メスだけの単為生殖で子孫を残すらしい。
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イワツバメも大変だが、
シラミバエという生き方も結構大変なのかもしれない。
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興味のある方は(?)以下をどうぞ。
京都市情報館の衛生動物だよりというページにある
シラミバエ」のPDFデータがわかりやすかったように思います。
ほかの衛生動物も気になるものが多く、とても興味深い。

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