とりみる

小鳥詩人・高田繭草の野鳥観察ブログ。 京都の山科を中心に、山科周辺や出張先で出会った鳥も登場。

2019年01月

今季も山科で越冬中。
40-50羽のイワツバメに混じって
1羽のヒメアマツバメも飛んでいる。
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昨年は
エサ運びと考えられる動きもあったが、
繁殖は成功したのだろうか?
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幼鳥の姿はまだ確認できていない。
なかなか
すぐにわからないところも魅力。
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イワツバメの巣を乗っ取って
自分の巣にしてしまうことから、
イワツバメからは歓迎されていないようだ。
橋の下に近づくと、
多くのイワツバメに追われている。
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イワツバメよりも先に、
夕方の5時20分頃だったかな。
橋の下へ入り込んだ。

今季も山科で越冬中。

夕方の5時。
ねぐら入りを前に、
巣のある橋付近の上空で
40-50羽の天使たちが飛び回っている。
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暖冬ということで、
普段よりは
楽な越冬を過ごせているだろうか?
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元気そうで安心した。
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飛ぶのが
楽しくて仕方がない
といった元気さ。
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喉も丸くふくらんでいるので、
エサにも困ってなさそうだ。
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夕方の5時半を目途に、
みな橋の下の巣に入り込んだ。
ちなみに日の入り時刻は17:22
おやすみ。

オオホシハジロといいます。
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どうぞよろしく。
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こちらのお方は、ホシハジロさんです。
どうぞよろしく。
(後はオオホシハジロです)
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わたしたち
似てるけど
違います。
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例えば
くちばしの長さや模様とか
違います。
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違いは違いですから。

ハマシギとミユビシギの混群。
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飛んだ。
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左がミユビシギ。右がハマシギ。
くちばしの長さや、
顔の白さ加減が違う。
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下の写真には
ハマシギが2羽写っています。
わかりますかな?
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えらそうにクイズなんか出してしまったが、
撮影しているときは
識別なんかしていない。
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ただただ
ばかみたいに
シャッターを押している。
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完全にイっちゃってます。

脚の黄色い大型カモメ。
「なにがし」のカモメさん。
うかつに分類を語ると泥沼にはまりそうなので。
いらんことは語りません(よく知らないので)。
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カモメ(右)も脚が黄色ですが、
一緒に並ぶと大きさの違いがわかります。
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セグロカモメ(左)と並ぶと、
ほぼ同じ大きさ。若干小さい。
上面の色味は、やや濃い印象。
セグロカモメ(左)の脚はピンク色です。
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コクガンも入りたいと言うので一緒に。
右の個体はセグロカモメ。
さっきのセグロカモメより、脚がやや黄色っぽい。
(さっそくややこしくなってきた)
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ややこしくなる前に、
そろそろ去りましょうか。
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いやいや最後にごあいさつ。
ちなみに爪は黒です。
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なんの話かさっぱりわかりませんね。

分類したがる評論家と、
分類されることに興味のない芸術家。
そんな関係を思い出しました。

「いくつに見えても わたし誰でも」
「わたしは わたしよ 関係ないわ」

レースの首飾りだなんて。
なんてお上品。
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違う個体の横向きポーズ。
どことなく少年のイメージ。
(成鳥ですがね・・・)
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少年というならやっぱり、
若鳥にも登場願いました。
(性別は不明ですがね・・・)
上面が淡く羽縁が白いのが若鳥です。

海藻がお好きなようで。
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下の2羽も若鳥。
レース模様も様々です。
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下の2羽は成鳥。
成鳥の方がレース模様のデザインが
繊細で複雑な気がします。
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実際は決してお上品ぶっているところはなく、
ほかのカモたちと一緒に
海藻を食べることに忙しそう。
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この日は19羽の姿を確認した。

久しぶりに深泥池(京都市北区)を訪れる。
眠っているコガモの中に、あやしげな方を発見。
胸の脇に白い縦線が入っていて(矢印)、
アメリカコガモっぽいが、どうかな?
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ちなみに、アメリカコガモとは、
「日本鳥類目録第7版」では、コガモの亜種と分類されているが、
「IOC World Bird List (v5.2)」では別種とされているようだ。
(ここではとりあえず別種として話を進めてみる)


下の図は、日本野鳥の会が発行している図鑑、
「フィールドガイド日本の野鳥」より。
コガモとの違いがよくわかります。

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やっと起きてくれました。
一番右の個体は、肩羽に白い水平線があり(矢印)、
コガモの特徴がはっきりしています。
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あやしげな個体がやっと、横を向いてくれました。
やっぱりアメリカコガモで大丈夫そうです。

①胸脇に白い縦線。
②肩羽に白い水平線はない。
③顔のふちどり線が、コガモに比べ不明瞭。
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特に珍しい鳥が好きということはないながらも、
まあでも、変わった鳥を見つけ出すのは、
やっぱり嬉しいものです。
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ヒヨドリが木の高いところにとまって、
なにかを見つめています。
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空中に舞い上がりました。
その先には、たくさんの小さい虫(ユスリカ??)が。
見えますかね?
(写真をクリックすると見やすいかもしれません)
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それっ。
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どやっ。
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どれにしようか迷う。
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よしっ。この虫に決めた。
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なかなかむずかしいな。
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もうちょい。
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よし捕まえた~。
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こんな行動をするヒヨドリが、
あちらこちらにたくさんいます。

寒い時期に飛ぶ虫は栄養価が高いのでしょうかね(?)。
あんな小さな虫1匹つかまえるのに、
あそこまでの労力を使うとは。
ちょっとした遊びなのかもしれませんが。
ナイスキャッチ。

兵庫県小野市。
ハクチョウやカモが飛来する池があると教えていただいた。
行ってみると20羽ほどのコハクチョウが。

毎年定期的に飛来する場所としては、
最南限ではないだろうか(たぶん)。
「最」にこだわる必要はまったくないが、
こんな場所があったなんて驚いた。
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成鳥だけでなく、幼鳥(灰色味の方)もいる。
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こちらの2羽は幼鳥。
どうも。よろしく。
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陽もだいぶ傾いてきて、寒くなってきた。
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わたしはぼちぼち帰ります。
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帰り道、地平線から、
大きな大きな月が昇ってきた。
この日は今年最初の満月。
いつもより大きく見えるスーパームーンの日だったらしい。

これを見た人は、内面の充実が訪れるでしょう。
・・・と運勢を創作しながら気分は高揚する。
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このブログを見た人も、内面の充実が決定しました。

正月のお飾りを納めに近くの神社へ。
また会いたいと思っていたら会えました。
青墨色の小鳥、クロジ。
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アオツヅラフジの実を食べようとしています。
艶消しの青色をした実が、クロジの色彩によく似合っている。
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丸ごと食べるのかと思ったら、
しがしが。
しがんでいます。
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実には、なんと毒があるらしい。
なぬっ!?
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人間が多量に食べたら呼吸困難になるとか。
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きっとクロジは平気なんでしょう。
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昨年1月のクロジ記事もよければどうぞ。

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