とりみる

小鳥詩人・高田繭草の野鳥観察ブログ。 京都の山科を中心に、山科周辺や出張先で出会った鳥も登場。

2018年12月

海の遠くに海鳥の姿があった。
撮影してみるとオオハムと判明。
全体で20羽ほどの姿があった。
oohamu-C200121
今日は波もおだやかであたたかい。
こんな日の海でプカプカするのは、
さぞ気分がいいに違いない。
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湾の向こう岸を背景に。
oohamu-C200057
ほかにハジロカイツブリの群れも浮いている。
遠いので、望遠鏡にカメラを取り付けてデジスコ撮影。
hajirokaitsuburi-0551
1羽だけのアカエリカイツブリも。
デジスコ撮影。
akaerikaitsuburi-0627
近くの農家さんに、
このあたりの特産物、東浦みかんや、
たくさんのはっさくをいただいた。
ありがとうございました。

40羽ほどの群れ(写真はその一部)。
時に数万羽にもなることを思えば、ずいぶんと小規模な群れだ。
心躍るような大群も見たいものだが。
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最近はそういう大群は見ていない。
atori-C130024b
鳥の群れにリーダーはいないらしい。
自分で調べたわけではないが。
どっかで聞いた話。
arori-C130022
全体が一つの流れのようでいて、
先頭もビリも真ん中も、
常に入れ替わる。
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風流だねえ。
atori-C130023b
大河の一滴。
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宇治市の木幡池(こわたいけ)の南池で撮影。
カテゴリー「巨椋干拓地」とは無理があるかもしれないが、
歴史的には関連のある池らしい。

最大でオス3羽とメス2羽の合計5羽を観察。
ほかの淡水カモに比べて見る機会は少ないので記念撮影。パチリ。
下の写真は、左からメスメスオス。
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下の写真はオスの正面顔。
あまりに人間みたいでびっくりした。
ちょっと私に似ていなくもないが、
だからなのか、あまりずっと見ていたい顔とは思えない。
tomoegamo-C110088c
まあそれだけのお話です・・・。
トモエガモに罪はありません。

10+羽ほどの群れの中で、
翼を半開きに垂らし気味の姿勢の個体がいた。
なかなか凛々しいお姿で。
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近くに同じような姿勢の個体がいて、
2羽は近づき緊張感が走る。
どちらも成鳥で、冠羽が長いので、共にオスだ。
tageri-C110371
興奮気味に、ミーーと声を発している。
しばらくして1羽が飛びかかった。
tageri-C110377
接触はなかった模様。
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さらなる攻撃か?
tageri-C110381
今回も接触はなく地上に降りた。
翼を高く広げて威嚇しあっている。
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向き直って、2羽にらみ合い。
一触即発。
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「今日のところはこのへんにしといたろか」
「ぷいっ」
tageri-C110398
群れでエサ探しをしてはいるものの、
狭い範囲の餌場をめぐる争いでもあったのかもしれない。
仲良くケンカしな~。

離れたところには第1回冬羽の今年生まれの個体。
胸の黒帯が薄く翼のウロコ模様も顕著で多い。
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成鳥の羽衣と違いを比較。
成鳥は艶やかで色っぽい。
実に華のある存在の鳥だ。
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畑でエサを探していたケリ。
土の中からカエル(種不明)を見つけ出した。
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最近に耕起されて整地されたと思われる畑地。
冬眠中であったカエルも掘り返されてしまって、
土の浅いところでぼんやりしていたのだろう。
そんなところをケリに見つかってしまったのだ。
あらあら。
ケリにとってはラッキー。
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ほとんど動かないカエルを相手に、
くわえては放り投げ、くわえては放り投げをくりかえす。
もうそろそろ、いいんではないかな?
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胸の黒帯が薄いので、
恐らく今年生まれの第1回冬羽の個体と思われる。
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カエルは土の中からケリの胃の中へ。
keri-C110648

正面顔でなんの鳥だかわかりますか?
(そういえばタイトルに名前が書いてありました・・・)
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越冬個体かもしれない。
大きさやら脚色やら羽衣などから、
メスの第1回冬羽(今年生まれ)とわかる。

整地されたての畑地で、
畝(うね)の傾斜を降りようとしているのですが。
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なんだか恐る恐る・・・大丈夫かな。
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おっとっとっと・・・ほんとに野鳥なのかい?
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ずるずる。
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やれやれ・・・危なっかしい。
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その後、ミミズを見つけ出したようで安心した。
しっかり頼みますよ。
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