とりみる

小鳥詩人・高田繭草の野鳥観察ブログ。 京都の山科を中心に、山科周辺や出張先で出会った鳥も登場。

2017年12月

全長10cm。日本で最も小さい鳥の一種。
エナガやカラ類、コゲラなどと一緒に混群となってエサ探し。
いつも困ったような表情をしているが、
きちんとエサにありつけているだろうか。
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身軽に停空飛翔しながらエサさがし。
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何か見つけたようだ。
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何かの幼虫なのか(?)相当に小さいものをキャッチした。
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何もいなさそうに見える樹でも、
なにかしらエサになるものが潜んでいることを教えてもらった。
エサを見つけても、依然困った表情のままだ。
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枯葉にまぎれてトラツグミの姿があった。toratsugumi-290032
なにかエサを見つけたようだ。
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ミミズなのか?
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いや違う・・・ケバエの幼虫だ。
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何匹も何匹も何匹も・・・何十匹も。
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たくさんいるようで次から次へと食べている。
恐らく何百匹といるに違いない。
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オス(左)とメス(右)が並んでとまっている。
排他的な空気は感じなかったのでペアなのだろうか。
非繁殖期でもペアで並びとまりとは仲睦まじいですな。
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最近イワツバメの飛んでいる姿を見なかったので、
越冬はあきらめたのかと思っていた。
そこで巣のある橋の下を確認してみることにした。
朝の7:30。なんとなんと巣の中にいるではないか。
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寒い~。
外には出たくない。
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2羽で入っているのはペアなのだろうか。
越冬期もつがい関係を維持しているとは何とも微笑ましい。
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エナガが何かを見つけたようだ。
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小さくて短いくちばしでそれの中身を探る。
目を閉じているのか。
なんてエロい。
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虫の蛹か繭なのだろうか。
中からトロッとしたものを取り出して食べた。
野外で生活するものは美味しいものをよく知っている。
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突然思い立ち、福岡在住の松下さんに会いに出かける。
以前にいただいた自作カレンダーの12月に載っていたカツオドリ。
見ていたらこちらも撮影したいと思った(それだけじゃないけど)。
急なお願いにもかかわらず、見られそうな場所へ案内していただいた。
しばらくして遠くの海上を東から西へ。
1羽ないし2羽のカツオドリが羽ばたきながら流れていく。
撮影したいものがこうして撮影できた充足感。
いやぁすごいなぁ。
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ほかにはウミアイサなどなど。
いろいろいるが遠い。
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博多といえばツクシガモ。
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一言でツクシガモといっても色々な個体がいる。
奥は成鳥オスで、手前は今年生まれの若い個体。
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こちらも若いのかもしれないが・・・成鳥メスなのかもしれない。
よくわからない。
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ミヤコドリの群れも。
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アサリが好きなら趣味が合いそうだ。
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クロツラヘラサギ5羽の群れも。
しゃもじが好きなら趣味が合いそうだ。
なんのこっちゃ。
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一番右の個体は、外側の風切羽が褐色をしているので幼鳥だ。
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ダイシャクシギも1羽佇んでいた。
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おかげでいい旅になりました。
いろいろありがとうございました。

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イカルの群れが賑やかだ。
ムクノキに集まって実を食べているようだ。
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実はまだ緑色で熟していないように見えるが、美味しいのだろうか?
まあ本人がいいのならそれでいいか。

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冬鳥を探しに山方面へ。
期待したほどの冬鳥は確認できなかったが、
アトリがスギの樹に群れていた。
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茶色に変わったスギの球果に興味があるようだ。
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球果の中から小さな小さな種を見つけ出した。

今日は巨椋干拓地に出かけてミヤマガラスの観察。
くちばしの基部が白く見えるのが特徴。
皮膚が裸出していてそう見えるらしいが、
それを知らなければ、泥で汚れたのかと思ってしまうだろう。
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・・・とは言うものの、下の写真はミヤマガラスの幼鳥。
幼鳥のくちばし基部は白くない。
ハシボソガラスに似ていてややこしい。
正直わかりにくいことが多い。
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下の写真の奥にいるのはハシボソガラス。
ミヤマガラスの幼鳥を撮影しているつもりが、
パソコンで見てみたらハシボソガラスだったということもある。
手前にいるのがミヤマガラス(成鳥)。
並んでくれると、上くちばしの湾曲具合が微妙に違うのがわかる。
・・・かもしれない。
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