とりみる

小鳥詩人・高田繭草の野鳥観察ブログ。 京都の山科を中心に、山科周辺や出張先で出会った鳥も登場。

あと残るはアネハヅル。

ここ数日は確認されていないらしい。
1万5千分の1の確率・・・。
まあ見つかるわけないか。
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ツル観察センターの方から
数日前にスマホで撮影したという
画像を見せていただいた。
「ほらあの辺で」

つる見食堂の方からも
窓の外を見ながら。
「この前はあの辺にいた」

そんな話を聞いてから、
じわりじわりと
やる気スイッチが。

翌朝、早起きして
「あの辺」を探してみる。
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いました!
よくぞ姿を見せてくれました。
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水飲み中の様子。
何度も上を向いて流し込む。
そのポーズがまた
なかなかユニーク。
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その後どこかに飛び去ったようで。

別の場所で
ナベヅルの撮影をしていたら。
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いました。
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けっこう近い。
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小柄で華奢な姿。
少年のよう。

顔つきも
ほかのツルたちと
ちょっと違う趣。
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ほかのツルたちと
うまくやっているのでしょうか?
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ちょっとした争いは、
ちょこちょこあるようです。
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(左)アネハヅル
(右)ナベヅル。

ナベクロヅルにも
睨まれるシーンがありました。
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もちろん
いつもケンカばかり
しているわけではありません。
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ときには、
群れから離れてみたり。
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華奢とはいえ、
標高8,000m級の
ヒマラヤ山脈を越えて
渡りをすることでも有名。
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やるときはやります。
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ツル観察センター。
出水に寄ったら
まずここに立ち寄りたい。
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「只今の飛来数」
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ナベヅル、マナヅル、カナダヅル
と確認できたので
次なる目標はクロヅル。

しかし
なかなか見つからない。

センターを出て
東干拓と呼ばれている区域を
くまなくさがす。
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ん?
いたかな?
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2羽の姿を確認。
しかし遠いねえ。
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しばらく待つと
全身を見せてくれた。

距離が遠いからか
親近感もちょっと遠い。
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つづきまして。

このクロヅルとナベヅルが
繁殖地で自然交雑することが
あるようです。

そんな個体も飛来しています。
その名も
雑種ナベクロヅル。
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ハイブリッド。
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なんとか1羽
確認することができました。

ツル観察センターの
ガラス越しで撮影したので
なんとなく
ぼやっとした写り。
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雑種ナベクロヅルと
ナベヅルのつがいも
確認されたことがあるという。
興味深い。

雑種は一代限りが多い
と聞いていたので。

約15,000羽のツルの群れ。
その中から
少数派のツルを探してみる。

こちらはカナダヅル。
日本では少数派だが、
世界的には
最も数の多いツルだそう。

ここ出水では
今年は8羽が飛来しているらしい。
3羽の家族に出会った。
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成鳥に見える1羽が追加。
もしかしたら
やや若いのかもしれない。
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羽根一枚一枚の
重なりが美しい。
日本画のよう。
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全身の淡いグレーに
赤の配色。
日本的な美を感じる。
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赤は正面から見ると
ハートのかたち。
ツル観察センターの人に
教えていただいた。
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日本へようこそ。

ナベヅルにつづいて
マナヅル。

色彩の印象から
華やかで目立つ存在。
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おだやかな表情。
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時には荒々しく。
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右から
別個体が登場。
「ほれほれ やめなされ」
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すると
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2羽は並んで鳴き交わし
右の個体は呆れ顔。

いろいろあります。


こちらは親子。
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子どものほうは
ちょっと汚れた感じ。
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何を言うとねっ!
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鹿児島弁はこんな言い方違うかも。
いやそもそも
鹿児島生まれでは
ないですから。

泥を塗ったように
見える個体も。
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民家近くの農地で
行動する家族も多い。
いい風景です。
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夕方つぎつぎと
塒(ねぐら)へ戻る群れ。
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わたしの頭上も通過した。
「いいことありそうだ」

鹿児島へツルに会いに行く。

最初に出会ったのは
ナベヅルの親子。

今年生まれの
幼鳥2羽をはさんで
両親と4羽の家族。
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ロシアと中国の国境、
アムール川流域で繁殖をして
家族は一緒に渡ってきて
越冬地でも家族で過ごすという。

そんなことを知ってから
というわけでもないけれど。
ツルを見る目が
少しずつ変わってゆく。
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どんな風に?
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どんな風かねえ。


食べている姿はいいもんだ。
稲を刈り取った後に
伸びてきた2番穂。
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うまいに決まってる。
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すました顔は
こんなに美しい。
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成鳥の2羽が
気持ち高ぶって
鳴き交わしていた。
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近くにいたもう1羽も
参加したくなったようで。
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3羽で空を見上げて。
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いい感じと
思いきや。

睨まれてしまいました。
いろいろあります。
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よそでも。
あちらこちらで
鳴き交わしています。
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1羽1羽を観察してみれば
足環をした個体も。
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どこで付けられたのだろう?
調べてもよくわからない。

右脚には、
ちょっと変わった形の
白っぽい足環。
左脚には赤い足環。

赤いほうのが
気に入っていると
言っていた。
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ところで
今年生まれの幼鳥。
いろいろな羽衣の状態がある。
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春、
北へ帰るころには
家族は解消するという。
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家族の話だけではないけれど。
全然そんなんは
関係ないけれど。

見ているだけで
こんなに。
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心うごかされるとは
思ってもいなかった。
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「頭上にツルが飛ぶといいことがある」

子どもの頃の思い出話を
地元の人から聞いた。

ツルを見る目が
少しずつ変わってゆく。

イワツバメに混じって
ヒメアマツバメも飛んでいる。
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2羽の姿を確認。
山科では今のところ
3羽以上を確認したことはない。
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家族群を見たいものだが。
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今年こそ。
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毎回の恒例。
巣の様子も撮影しておく。
以前とあまり変わっていない。
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↓ 下は昨年6月に撮影した巣。
(2019年6月13日)
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新年が明けました。
地元のイワツバメにご挨拶。

朝の8時。
塒(ねぐら)である
巣の様子を見に行く。

いますねえ。

おなじみの光景。
まだ布団の中。
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9時になって、
気がつけば青空の中。

もう喉元がふくらんでいる?
早くから出かけていた個体なのかな?
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30羽ほどが舞っている。
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今年もよろしく。
良い年となりますよう。
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2019年のしめくくりは
クロガモです。
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オスは、鼻のあたりの
黄色いコブがよく目立つ。
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ちょっと離れた所には
メスの若鳥。
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ラッコのものまねを
練習していた。
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オスはしきりに水中に潜って
何かエサになるものを探している。
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あぶくが浮いてくるので。
なるほど
あの辺にいるんだろう。
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2019年のしめくくりは、
あぶくで終わりました。

福井県若狭町の
三方湖のほとりにて。

12月18日の夕方のこと。
コハクチョウ?
と思って撮影してみたら。
タンチョウが写っていてびっくり!
(ボケボケですが)
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12月1日には
鳥取県でも確認されているようで。
その個体が移動してきたのだろうか?
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翌日の12月19日夕方も
見に来てみる。
はじめ姿がなかったが
どこからともなく飛んできた。
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初列風切の先端が黒い。
(指のように見える部分)

これは
3歳未満の亜成鳥の特徴と知る。
2歳ぐらいなのかな?
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昨日と同じ辺りに降りた。
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にゃんこ先生も一緒に
記念撮影。
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12月21日。
昼間にも再訪してみる。
いましたいました。
同じ場所です。
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背景は三方湖です。
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元気そうで何よりです。
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現地で出会った地元の方たち
何人かの人には
伝えてみたんですが。

たくさんのカメラマンに
囲まれる事態になっても
気の毒だろうと思い、
(自分は撮影しているくせに)
ほかには知らせていない。

大きな鳥なので
きっと誰かが見つけることだろう。

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